- 2006/08/23 14:12|
- Category: 他 コンテ系カンパニー|
Catherine Wheel / Twyla Tharp Dance Foundation
振付:トワイラ・サープ
出演:Sara Rudner、Jennifer Way、Tom Rawe 他
収録:1983年 / 87分
画像リンク先:amazon.co.jp北米版
コメント
北米版はリージョン1です。80年代のCGを駆使した映像。今見ると、隔世の感があります。
商品情報
<北米向け>DVD(Kultur Films:D2281)
フォーマット:NTSC、リージョン:1、画面サイズ:4:3、音声:DD2.0
<欧州向け>DVD(Warner Music Vision)
フォーマット:NTSC、リージョン:2,3,4,5,6、画面サイズ:4:3、音声:DD2.0
クレジット
振付:トワイラ・サープ(Twyla Tharp)
音楽・演奏:デヴィッド・バーン(David Byrne)
美術:サント・ロカスト(Santo Loquasto)
キャスト
Leader:Sara Rudner
Mother:Jennifer Way
Father:Tom Rawe
Sister:Katie Glasner
Brother:Raymond Kurshals
Maid:Shelley Washington
Pet:Christine Uchida
Poet:Joh Carrafa
Chorus:Richard Colton、William Whitener、John Malashock、Mary Ann Kellogg、Shelley Freydont、Keith Young、Barbara Hoon
感想
CGを使った作品の創作過程やダンサーのコメントなどを最初の10分強で紹介し(英文字幕が選べます)、その後に作品が始まるという形。コンピュータで画像処理された部分や、カメラが頻繁に切り替わってダンスがじっくり見られない点が個人的にはとても苦手で、あまり楽しくは見られませんでした。
タイトルの「Catherine Wheel」は、"アレキサンドリアの聖カテリナ"という伝説(エジプトの王女であったカテリナが隠者の告知により洗礼を受けてキリストと神秘の結婚をするが、時のローマ皇帝マクセンティウスがカテリナを見初め、博士などを動員して議論でカテリナの信仰を破ろうとするが失敗する。怒った皇帝はカテリナをクギ付きの車輪=Catherine Wheelで拷問に掛けるが、車輪は天使により砕かれる。しかしカテリナは結果的に斬首されて殉教する)が出自だと思いますが、どういう風にモチーフを抽出したかは冒頭の解説がないとわからないかも。自分が英語字幕を全て理解したとは思えませんが、ないよりはマシだったかな(笑)。
つまり、、、ダンサーにとってのCatherine Wheelはコンピュータで形作られたCGのダンサーの(つまり完璧な)動きで、それを「リーダー」が真似して動くことが抑圧?車輪が砕かれた後は自分の信じた通りに動けばよいってことが主題なのかもしれない。
車輪はCGでホスピタリティを意味するらしいパイナップル(輪切りが車輪みたいだから)に形を変え、そのパイナップルの全体像は、アメリカが作った核爆弾に似る、というモチーフ。そしてどこかいびつな家族の破綻の様子がダンスで描かれ、その間にも抽象的なダンスが挟まるのだけど、この辺はかなり退屈に感じてしまいました。一番最後の、金色の衣装を付けたダンサーたちがくるくる踊るところは迫力があって純粋にダンスを楽しむことができましたが、結果的にはかなり消化不良。振付家の差し出してくれたものを全部受け取ることができなかった感じ。元々ブロードウェイで上演されたダンスをテレビ用にCGを駆使して作り替えたらしいのですが、元のステージ用ダンスが見てみたかったかも。
しばらく間を置いて、またじっくり見てみたいと思います。
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