- 2006/08/06 18:05|
- Category: 作品集|
"le songe de medee" & "MC14/22 "ceci est mon corps"" / Le Ballet de l'Opera de Paris
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ
出演:マリ=アニエス・ジロ、ウィルフリード・ロモリ、エレオノーラ・アバニャート(メディアの夢)
ステファン・ビュヨン、ギヨーム・シャルロ 他(MC14/22)
収録:2004年(世界初演) パリ・オペラ座ガルニエ宮 / 43分(medee) + 54分(MC14/22) +約55分(特典)
画像リンク先:amazon.co.jp海外版
コメント
シアターテレビで録画したプレルジョカージュ・プロの映像。2007年9月に海外版DVDが発売になりました。
商品情報
<海外向け>DVD(OpusArte/クリエイティブ・コア:OA0981D)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:16:9、音声:DD5.0サラウンド, DDステレオ
<特典映像>Interviews with Angelin Preljocaj, Mauro Lanza and Brigitte Lefevre, director of Ballet de L'Opera(字幕:EN/FR/DE/ES/IT)
「メディアの夢」
- クレジット
- 振付:アンジュラン・プレルジョカージュ(Angelin Preljocaj)
- 音楽:Mauro Lanza
- 美術監督:Thierry Leproust
- 衣装:Gilles Rosier
- 照明:Patrick Riou
- 指揮:Pierre-Andre Valade
- 演奏:The ensemble court-circuit
- 監督:Denis Caiozzi
- キャスト
- メディア:マリ=アニエス・ジロー(Marie-Agnes Gillot)
- クレウサ(クレオン王の娘):エレオノーラ・アバニャート(Eleonora Abbagnato)
- イアソン:ウィルフリード・ロモリ(Wilfried Romoli)
- 子供たち:Constance Nicolas、Carl van Gotdsenhoven
MC14/22 "ceci est mon corps" (マルコによる福音書第14章22節「これは私の体」)
- クレジット
- 振付:アンジュラン・プレルジョカージュ(Anjelin Preljocaj)
- サウンド:テッド・ザーマル(Tedd Zahmal)
- 衣装:Daniel Jasiak
- 照明:Patrick Riou
- 撮影:Denis Caiozzi
- 出演
- ステファン・ビュヨン(Stephane Bullion)、ギヨーム・シャルロ(Guillaume Charlot)、ジャン=クリストフ・ゲリ(Jean-Christophe Guerri)、エマニュエル・オフ(Emmanuel Hoff)、ジル・イゾアール(Gil Isoart)、ステファン・ファヴォラン(Stephane Phavorin)
- Simon Valastro(シモン・ヴァラストロ)、ヴァンサン・コルディエ(Vincent Cordier)、キム・ヨンゴル(Yong-Geol Kim)、ニコラ・ノエル(Nicolas Noel)、アレクシス・ルノー(Alexis Renaud)
- Sylvain Groud(ゲスト)
感想
<メディアの夢>
舞台上手後方にい太くて斜め上方向を向いた木の幹、そして床と天上からつり下げられた多数のブリキのバケツ。ジロは神々しい存在感でメディアという役も頷ける輝き。静かに子供たちと遊んでいても、心の中の情念の炎が見え隠れするようです。ロモリのイアソンも適役。メディアのおかげで栄光を掴みながら、その妻の激しさを恐れ、美しいクレウサに惹かれる(このバレエの中では誘惑されているようだったわ)男。大柄なジロとロモリがシンクロして踊るところはすごく好き。
レウサ役のアバニャートとイアソンのエロティックなパ・ド・ドゥも強い印象を残します。アバニャートのコンテは本当に素晴らしくて、ニュアンスの出しかたが絶妙。重用されるのも納得です。3人のパ・ド・トロワも面白いと思ったし、メディアが子供たちを殺す激しい場面は凶暴さと絶望感とで胸が苦しくなる程。ジロ、怪演でした。元ネタのわかりやすさのせいもあるにしても、配役の妙といい、簡潔でわかりやすい構成といい、とてもおもしろかったです。
<MC14/22>
聖書が題材の作品は、違う宗教観をもつ私には理解できないものも多いんですが、大抵はダンスの素晴らしさとか、別の観点から(振付家の意図とは違うでしょうが)何かしら得るものがあるものです。
でも。うーん、これは受け入れられなかったです。他のプレルジョカージュの作品にも残忍な部分はあったりしますが、これは救いがなくて・・・凶悪さ、暴力、人を人と思わないような棚に並べられた男たち。パリオペの男性ダンサーたちがプレルジョカージュの振付を表現していくのは素晴らしいのでしょうが、見ていてもつらいばかり。現代がそれだけつらい時代ならば、せめて舞台の上では夢を見たいと思ってしまうのは私だけでしょうか。
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