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「眠れる森の美女」オーストラリア・バレエ(1993)

The Sleeping Beauty / The Australian Ballet

Sleeping Beauty (Ac3)

振付:メイナ・ギールグッド
主演:クリスティーン・ウォルシュ/デヴィッド・アシュモール
収録:1993年 シドニー・アーツ・センター / 133分

画像リンク先:amazon.co.jp 海外版

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Kulturの北米版はリージョン1なので、am@do/cascadeの海外版(リージョンフリー)がお勧めです。古いロイヤル版を踏襲したプロダクション。

商品情報

クレジット

音楽:P.I. チャイコフスキー(P.I. Tchaikovsky)
原振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)
振付:モニカ・パーカー(Monica Parker)<ニコラス・セルゲイエフ(Nicholas Sergeyev)の舞踊譜による>
追加振付・演出:メイナ・ギールグッド(Maina Gielgud)
美術:Hugh Coleman
照明:William Akers
指揮:バリー・ワーズワース(Barry Wordsworth)
演奏:The Elizabethan Melbourne Orchestra

キャスト

オーロラ姫:Christine Walsh
フロリムンド王子:David Ashmole
リラの精:Joanne Michel
カラボス:Andrea Toy
フロリナ王女:Teresa Power
青い鳥:Paul de Masson
フロレスタン王:Paul Hamilton
王妃:Mary Duchesne
カタラビュット:Ken Whitmore
無邪気の精(Candide):Kathleen Reid
小麦粉の精(Coulante):Elizabeth Toohey
パンくずの精(Miettes):Lisa Pavane
カナリアの精(Canari):Leeanne Rutherford
激しさの精(Violente):Ulrike Lytton
キャバリエ:Steven Heathcote / Greg Horsman / David McAllister / Glen Harris / Adam Marchant / Martyn Fleming
イギリスの王子:Peter Lucadou-Wells
インドの王子:Mark Brinkley
スペインの王子:Martyn Fleming
イタリアの王子:Steven Heathcote
伯爵夫人:Kathleen Reid
ガリフロン:Mark Brinkley
フロレスタン王子:Glen Harris
その2人の姉妹:Joady Chambers / Fiona Tonkin
白い猫:Leeanne Rutherford
長靴を履いた猫:Mark Brinkley
赤ずきん:Justine Miles
狼:Adam Marchant
3人のイワン:Mark Annear / Mark Reily / Peter Lucadou-Wells

感想

まず画質ですが、VHSをそのままDVDに焼いたようかの粒子の荒さが目立ちます。安いDVDだったので覚悟はしていましたが、やっぱり残念。画面の暗さはありませんが、「眠り」のような豪華絢爛な衣装がたくさん出てくる演目は、できればクリアな画質で楽しみたいものです。各幕の最初に英語字幕であらすじが示されていました。(あ、メニューでドイツ語表記を選んだらドイツ語になるのかも?)

オーストラリア・バレエの「眠り」は、ニコラス・セルゲイエフ(ロイヤル・バレエが「眠り」を初演した時にニネット・ド・ヴァロワと一緒に振付をした人)の舞踊譜を元にしているので、ロイヤル・バレエのフォンティーンの映像のそれに近い印象を受けます。結婚式の場面にオーロラ姫の兄姉であるフロレスタン王子とその姉妹2人のパ・ド・トロワや3人のイワンが登場するところがそうですね。

全幕を通して、衣装と装置はロココ調。豪華な部類に入ると思います。チュチュも、あのロココ調のドレスのエッセンスを上手く取り入れてつくってあるのはお見事。女官や村娘たちの服にもたっぷりパニエが入ってふわふわ。もっとクリアな映像で細かいところまで見たかったです。特に1幕でのオーロラのチュチュは本当にかわいい。ベビーピンクというかペールピンクというか繊細な色のピンクで、レース多用。豪華さよりキュートさの印象が強く残るチュチュでした。3幕のチュチュも品があって可愛くて素敵でした。ただ、ロココ調の狼はかっこよすぎ(中のダンサーは大変そう!)で赤ずきんを食べるようには見えませんでしたけどね(笑)。

オーロラ役のクリスティーン・ウォルシュはお顔立ちがかわいくて、いつも笑顔で踊っているところは好感が持てるのですが、アームスの動きが所々(私の好みからすると)元気がよすぎたかなー。踊りが雑に感じることもありました。1幕と3幕の演じ分けは見事でした。1つよくわからなかったのは、1幕のあの期待させる登場のところで、一度下手から出て来たのに、また上手に引っ込んでもう1度出て来たこと。あれは演出なの??よく意味がわかりません(笑)。

王子役のAshmoleは、あまり印象に残りませんでした。立ち居振る舞いはノーブルですが、踊りもサポートも私の琴線にはふれなかったみたい。ウォルシュとの踊りの相性はとてもよいようです。84年だかのこのプロダクションの初演も彼ら2人が初日の主役を踊ったそうなので、それから9年後と考えるとかなりベテランってことかも。

リラの精は全幕を通してチュチュ姿です。王子が来る前にカラボスを退治してくれちゃう面倒見のいいリラでした。このリラの精は品があって毅然としたタイプ。アームスの動きが美しくて好きなタイプのダンサーでした。カラボスは女性。ふくらはぎ丈くらいの衣装で、あまり激しくはないものの踊るカラボスでした。恐いメイクなんですが、あまり表情を変えずに呪いをかけるのが不気味。ただ、華奢というか線が細いので周囲を圧倒する威圧感はなかったな。周りを取り囲む妖精たちの方が貫禄があるようにも見えましたよ(笑)。

舞台にいる人の数が割と少ないので淋しく感じられる時もありますし、踊りが好みではないダンサーも割と目についてしまって最初はかなり気になりました。2度目に見たら目が慣れたのか(笑)最初ほどは気にならなくなりましたが、、、うーん、画質がもう少しよかったら印象も変わっていたかもしれませんね。

この記事の更新履歴

  • 2008.04.24 - 北米版(Kulturより2008/06/24発売, R1)情報追加

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