- 2006/06/29 13:52
- Category: スパルタクス
Spartacus / The Bolshoi Ballet
振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
主演:ウラジーミル・ワシーリエフ/ナタリア・ベスメルトノワ/マリス・リエパ/ニーナ・ティモフェーエワ
収録:1977年 / 国内版93分(北米版は特典を加えて95分)
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コメント
映画仕立てになっています。ベスメルトノワ以外の主要キャストは初演キャスト。
商品情報
<国内向け>DVD(アイ・ヴィー・シー:IVCF-5275)
フォーマット:NTSC、リージョン:2、画面サイズ:4:3、音声:モノラル
<海外向け>DVD(Kultur Films:D1198
フォーマット:NTSC、リージョン:0、他 詳細不明
<海外向け>DVD(Video Artists International:VAIDVD4262)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:16:9、音声:不明、特典映像:「せむしの仔馬」パ・ド・ドゥ(プリセツカヤ / ワシーリエフ)
クレジット
音楽:アラム・ハチャトゥリアン(Aram Katchaturian)
振付:ユーリー・グリゴローヴィチ(Yuri Grigorovich)
指揮:アリギス・ジュライティス(Algis Zhuratis)
演奏:ボリショイ劇場管弦楽団
キャスト
スパルタクス:ウラジーミル・ワシーリエフ(Vladimir Vasiliev)
フリーギア:ナタリア・ベスメルトノワ(Natalia Bessmertnova)
クラッスス:マリス・リエパ(Maris Liepa)
エギナ:ニーナ・ティモフェーエワ(Nina Timofeyeva)
感想
ずっと、見たいと思っていた映像を見ることができました。事前に「映像が悪い、悪い」と聞いていたのですが、他のVAIロシア映画ものに比べればマシな部類に入るかも。うちのテレビが小さいので粗が目立たない、という話もあり。
スタジオ撮影の映画仕立てなので、舞台の映像と比較すると群舞にはダイナミックさに欠けるところがありますが、主役陣が見事なので見応えがあります。オリジナルから比べると30分強短いので、その分物足りなさも感じてしまいますけれどね。
ベスメルトノワのフリーギア以外は初演キャストだというのも、役作りの点で興味深いところ。特にマリス・リエパのクラッススはエキセントリックな部分が強い役作りで新鮮でした。他の映像で見たがボーヴィチやペレトーキン、ヴェトロフは、どちらかと言うと傲慢不遜に見えたので、こんな風にある種の脆さを見せてくれたことでクラッススという役に対する印象が変わった気がする。踊り的には後年のダンサーに一歩譲りますが、存在感は抜群でした。
ワシーリエフの踊りは相変わらず見事。冴えてます。彼のスパルタクスというだけでこの映像は見る価値があると思えてきます。ラインが美しいので逆に「奴隷のリーダー」には見えにくいかもしれませんが、これは本当に贅沢な望みかも。
ベスメルトノワのフリーギアは、他の初演ダンサーに比べると少しつたなさを感じます。後年のムハメドフとの映像でのベスメルトノワはけっこう好きなので、こちらの方が若い分期待度大だったのですが・・・出演場面が少なくて印象が薄い?踊りの場面が少ないので彼女の持ち味である軽さが生きないんですね。ティモフェーエワは「マクベス」がとてもよかったのでエギナもさぞやと期待していましたが、やっぱり良かった。ただ、意外に悪女オーラ全開という感じでもなかったかも。ブィローワの映像を見慣れてるせいかしら。奴隷の下っ端たちを誘惑して踊りまくるところがよかったです。
映画仕立てのバレエ映像が嫌いでなければ、これはよい映像です。全幕通して見たい方は他のボリショイ「スパルタクス」映像を選びましょう。
この記事の更新履歴
- 2008.05.13 - 海外盤(Kultur Films)発売につき商品情報追記
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