Messe Pour le Temps Futur / le Ballet du XXe Siecle

モーリス・ベジャール 未来のためのミサ [Blu-ray]

振付:モーリス・ベジャール
出演:ジョルジュ・ドン/ジル・ロマン 他
収録:1984年 ブリュッセル シルク・ロワイヤル / 133分

録画

CSで録画。古い映像ですが、大作でした。男性ダンサーたちの輝かしいこと、この上なし。
(2018.07.28追記:反映させるのが遅くなってしまいましたが、新書館からBlu-rayが発売になっています)


商品情報

国内|Blu-ray(新書館:DB18-0201) Release: 2018/06/20

クレジット

振付
モーリス・ベジャール Maurice Bejart
音楽
リヒャルト・ワーグナー Richard Wagner
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven
5大陸の伝統音楽 musique des cinq continents
テキスト
Dom Helder Camara
美術・衣裳
ワリッド・アウニ Walid Aouni
照明
John Van der Heyden

出演

ジョルジュ・ドン Jorge Donn
ジル・ロマン Gil Roman
ショナ・ミルク Shonach Mirk
ロナルド・ペリー Ronald Perry
グラツィア・ガランテ Grazia Galante
パトリス・トゥーロン Patrice Touron
ヤン・ル・ガック Yann Le Gac
リタ・ポエルヴォールド Rita Poelvoorde
フィリップ・リゾン Philippe Lizon
ミシェル・ガスカール Michel Gascard

感想

最初は訳もわからず見ていたので「なんじゃこりゃ」状態でしたが(その後ダンスマガジン創刊号の記事で各場の構成を確認して見たらストンと入ってきました)、終盤、ショナ・ミルクとロナルド・ペリー(だと思う)のパ・ド・ドゥくらいからぐんと引き込まれました。その後、ジョルジュ・ドンをはじめとするロボットたちが人間を支配しはじめてジル・ロマン以外の人間はみなロボット化されてしまい、ロマンは切腹して命を断ってしまうのですが、それを見たドン@ロボットが獣のように変容し、嘆き叫んでロマンに再度命を与える、、、という場面は正にクライマックスであり圧巻でした。

剣道(Yu-Hi Kendo Clubはベルギーの団体のようですね)、打ち掛け、切腹、雅楽(かな)、、、と日本のモチーフも目立ちます。これを書いていて思ったんだけどロボット化といえば日本のそれへの以降は著しいわけで、そんな暗喩もあるのかしら・・・。

ともあれジルの瑞々しい若さは眩しい限りですし、この時代のベジャールの元に集った男性ダンサーたちの見事な輝きと言ったら比類がありません。それにこの頃のベジャールダンサーって(今が違うという意味ではありませんよ)クラシックも綺麗にこなせるムーヴメントを持っているでしょう?そんな動きの1つ1つにハッとさせられたり。20年以上前の作品ですから「時代性」を感じるのは確かですが、Ballet du XXe Siecleの黄金期を知るにはよい映像だと思いました。


この記事の更新履歴

  • 2018.07.28 - 新書館Blu-ray情報追加