- Created: 2006/05/04 23:33|
- Last Modified: 2009/11/22|
出演:ユーリー・グリゴローヴィチ、ナタリア・ベスメルトノワ、ボリス・アキモフ、ニーナ・ティモフェーエワ 他
収録:1987年 / 67分
画像リンク先:amazon.co.jp - 北米版VHS
VHS購入。ボリショイ・バレエの芸術監督(当時)で振付家のグリゴローヴィチと1986/87年くらいのボリショイ・バレエに焦点をあてたドキュメンタリー。
商品情報
- 北米|VHS(Kultur Films)FORMAT:NTSC
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収録
- 新作のリハーサル
- 「スパルタクス」 Spartacus
- モスクワ国際バレエ・コンクールの模様(1973?)- BW
- 「ロミオとジュリエット」 Romeo & Juliet
- 「白鳥の湖」 Swan Lake たぶん海外公演
- 「愛の伝説」 Legend of Love
- 「イワン雷帝」 Ivan The Terrible ロンドン公演
- 「黄金時代」 The Golden Age
感想
ロシアで制作された映像に、英語のナレーションと字幕をかぶせたものでした。新作(映像中では「ボルト」と言っていたようですが)のリハと、ボリショイ劇場やロンドンツアーの様子などを折り込んでいました。ほとんど86年くらいの映像だと思いますが、68年「スパルタクス」初演からティモフェーエワ(エギナ)とリエパ(クラッスス)のステージやそのリハーサル(こっちはワシーリエフやマクシーモワ、ミハイル・ラヴロフスキーなども)、73年(たぶん)のモスクワ国際バレエコンクールの模様なども。
まず驚いたのはグリゴロが動くこと動くこと。たぶん60歳前後だと思いますが、ダンサーたちに見せる手本のキレのある踊りにびっくり。すごいオヤジだわ。あのダイナミックなグリゴロの振付作品群の秘密は、グリゴロ自身の溢れるパワーだったんですね。
見たことがない組み合わせの映像もあって「そんなお宝映像があるなら発売してー」と何度思ったことか。特に「スパルタクス」初演はモノクロフィルムですが、ティモフェーエワとマリス・リエパの踊りはエネルギッシュですばらしい。ニーナとアンドリスのロミジュリは舞踏会の場面で、これも胸キュン(死語)ものの素敵さ。セメニャカの白鳥 / 黒鳥ももっと見ていたかったです。
また、自宅で小さなソニーのモノクロテレビを囲んだグリゴロ一家がどこかの会場での「ライモンダ」でのハプニングについて語っていた内容が強烈でした。会場は大きな体育館のような場所で、主催者が舞台の裏側の席まで売ってしまったため、その席の観客には当然バックドロップのせいで何も見えない訳ですから公演が始まっても大騒ぎが収まらず、ダンサーは音楽が聞こえない状態で踊っていたとか、結局グランパの途中でバックドロップは観客に外されてしまったとか。
ロンドン公演の模様は、「イワン雷帝」の模様だけでなく、それに先立つ記者会見や会場入りするダイアナ妃のお姿なども映っていました。英語が理解できなくても、映像だけでも堪能できます。グリゴロ作品や当時のボリショイがお好きな方にお勧め。
- Category: ボリショイ・バレエ, 振付家のドキュメンタリー
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