Vaslav Nijinsky / Farukh Ruzimatov

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振付改訂:ファルフ・ルジマートフ
出演:ファルフ・ルジマートフ、ユリア・マハリナ 他
収録:1998年5月17日 東京芸術劇場 中ホール / 100分

画像リンクなし - VHS

バレエというよりは演劇性の強い作品。オンラインで扱っているところはなさそうですが、バレエショップなどに在庫がある可能性も。


商品情報

国内|VHS(グッドホープ・プロダクション)

クレジット

脚本・演出
セルゲイ・ヴェフチェレフ
原案
オリガ・オプロフスカヤ
振付改訂
ファルフ・ルジマートフ

出演

ニジンスキー(ダンサーとして) / 神
ファルフ・ルジマートフ Farukh Ruzimatov
ニジンスキー(手記の著者として)
セルゲイ・ヴェフチェレフ(俳優)
ロモラ・ニジンスカヤ
オリガ・オブホフスカヤ(俳優)
バレリーナ
ユリア・マハリナ Yulia Makhalina
オリガ・リホフスカヤ Olga Likhovskaya

感想

映像だけで詳細がよくわからなかったので(^^;) 公演評が出ているダンスマガジン(1998年8月号)を引っ張りだして読んでみました。手記の著者としてのニジンスキー役は、ペテルブルクの「マールイ・ドラマ」という劇団の人気俳優さんだそうです。その奥様役をしている女優さんはルジマートフの別れた奥様だそうですね。その2人がロシア語でしゃべり(会場では字幕が出たそうですが、ビデオには字幕がないので言ってることは全くわからず)、合間にダンサーであるところのニジンスキー、ルジマートフと、バレリーナとしてマハリナとリホフスカヤが登場します。台詞があり俳優さんが登場するので演劇的な要素もかなり強く、ニジンスキー役のヴェフチェレフさんの存在感は圧倒的でした。

劇中に登場する作品は、「ペトルーシュカ」「ニジンスキーの思い出〜アンナ・パヴロワ」「ジゼル」「シェヘラザード」「牧神の午後」。2つめの作品はリホフスカヤによるソロ。マハリナはこの頃技術的にも一番安定していた時期でしょうか?ほっそりと長い手脚が暗い舞台を切り裂くようでした。髪を下ろしたままのジゼルの美しさ。マントをつけたまま彼女をサポートするルジも妙にツボでした。

しかしハイライトは「シェヘラザード」ですね!濃密〜。私が初めてマハリナを見た2001年のゾベイダより若い分だけ「完熟手前」。どこか清々しささえ感じてしまうのはあのウェストの細さのせいかしら。ルジマートフも正に輝く金の奴隷で、素晴らしい組み合わせだと思いました。牧神の午後は、がらっと変わって超スタイリッシュ黒のスーツに白いシャツの前をはだけたルジと黒のシースルーでベアトップのロングドレスのマハリナ。うーん、この撮影の時点で、この2人の組み合わせは最強だったのではないでしょーか。

台詞がわからないこともあって踊りを中心に楽しみましたが、字幕さえあれば作品全体を楽しめたのにねー。もったいなかったです。