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「オネーギン」カナダ・ナショナル・バレエ(1986)

Onegin / National Ballet of Canada

Onegin / Movie

振付:ジョン・クランコ
主演:Sabine Allemann、フランク・オーガスティン
収録:1986年 / 95分

画像リンク先:amazon.co.jp 北米版

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輸入版VHS購入。以前は日本でもVHS/LDが発売されていたようです。クランコ作品の映像は貴重ですね。

商品情報

クレジット

振付:ジョン・クランコ(John Cranko)
音楽:P.I.チャイコフスキー(P.I. Tchaikovsky)
編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ(Kurt-Heinz Stolze)
装置・衣装:ユルゲン・ローゼ(Jurgen Rose)
演出:リード・アンダーソン(Reid Anderson)
照明:Sholem Dolgoy、Ross Viner
指揮:エルマーノ・フローリオ(Ermanno Florio)
演奏:カナダ・ナショナル・バレエ管弦楽団(The Orchestra of the National Ballet of Canada)

キャスト

オネーギン:フランク・オーガスティン(Frank Augustyn)
タチヤナ:Sabine Allemann
オリガ:Synthia Lucas
レンスキー:Jeremy Ransom
グレーミン公爵:Serge Lavoie
ラーリナ夫人:ヴィクトリア・バートラム(Victoria Bertram)
乳母:Lorna Geddes
他 出演:Julie Adam、Yolande Auger、Lorraine Blouin、Susan Burk、Jennifer Douglas、Jaqueline Dupuis、Kimberley Glasco、Nina Goldman、Sally-Anne Hickin、Julie Houle、Liza Kovacs、Martine Lamy、Stephanie Landry、Cynthia Macedo、Brenda Matthews、Ronda Nychka、Pamela Place、Caroline Richardson、Helene Rousseau、Donna Rubin、Gillian Saunders、Barbara Smith、Karin Tessmer、Deborah Todd、David Allan、Todd Carter、Donald Dawson、Phillipe Dubuc、Dewi Fairclough、Andrew Giday、Jacques Gorrissen、Rex Harrington、Charles Kirby、Guido Marni、David Meinke、Martin Meng、Owen Montague、Daniel Nelson、Andrew Needhammer、Yuri Ng、Peter Ottman、Mark Raab、Antony Randazzo、Manard Stewart、Hazaros Surmeyan

感想

テレビ用に収録された映像。一度見てみたいと思っていましたが、ようやく見ることができました。装置・衣装は初演から現在に至るまで変わっていないのでしょうね、テレビ用のスタジオ収録なのでその分ちょっとした違いはあるようですが、2005年の秋東京で見られたシュツットガルトの公演とほぼ同じでした。

ダンサーについては、生で見たシュツットガルトが強烈な印象を残しているので、それからすると物足りなさがあります。この映像が初めての「オネーギン」だったら、また少し印象は違っていたと思うのですけれど。まず、オネーギン役のオーガスティンは、この時33歳くらいだと思いますが、どうも踊りの精度がかなり落ちているような。ノーブルで安定した踊りが身上だと思っていたのに、安定感がなくて、、、それにこのクランコのリフトは彼にはかなり大変そうでした。役柄的にも、都会の社交界に飽きて田舎に来たようには見えなかったなぁ。

1つ「あれ?」と思ったのは、最初にタチアナに出会った時に、彼女が読んでいる本を見せてもらっての反応。ルグリはバカにしたような表情をしたように感じたのですが、オーガスティンは一瞬微笑むんです。そして顔を無表情に戻してから振り返って彼女に本を返す。だから、何となくオーガスティンの方が「好意はあるけど、田舎の娘は面倒だ」という風に見えました。

タチヤナ役のAllemannは演技力のある女優バレリーナですねっ。彼女のタチアナはとてもよいと思いました。オーガスティンのパートナーシップは今ひとつピンとこなくて、彼女がずいぶん重そう見えました。実際重いのかどうかはわかりませんでしたが、、、そのため、鏡のパ・ド・ドゥが今1つ感動できず残念。レンスキー役のランサムも適役。いかにも詩と愛に生きてそうな雰囲気でした。髪の毛のボリュームをあと少し抑えてくれたら、なおよろしい(笑)。オリガ役のLucasが一番苦手でした。私の中のオリガのイメージからするとお顔だちがちょっと下品に見えるのと(彼女のせいではないんだけどさ)、踊りの質も好みではなかったので。

ただ、1度しか見られなかった生の舞台では、目が届かなかったところもたくさんあるので、そういうところもこの映像でフォローできるのは有り難いです。


ちなみに、この「オネーギン」はチャイコフスキーのオペラとは別の音楽を使っているのですが、そのバレエ版のCDが出ています。ジェームス・タグル指揮シュツットガルト管というこのバレエ音楽を聞くなら最高の組み合わせです。リーフレットにはシュツットガルト・バレエの同公演の写真がカラーモノクロ取り混ぜていろいろ。

Tchaikovsky: Onegin

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