- 2006/04/17 16:37|
- Category: 作品のドキュメンタリー|
Solo Soli, petite cuisine choregraphique

ジャン=クロード・ガロッタ、ドミニク・ボワヴァン、ファリド・ベルキ 他
制作:2003年 / 85分
録画
コメント
CSで録画。3人の振付家のソロ作品をコラボレートしていく過程を追ったドキュメンタリー。
クレジット
監督:Jean Rabate
出演
ジャン=クロード・ガロッタ(Jean-Claude Gallotta)、ドミニク・ボワヴァン(Dominique Boivin)、ファリド・ベルキ(Farid Berki)、ジョゼット・バイス(Josette Baiz)、マチルデ・アルタラス(Mathilde Altaraz)、クリスティーヌ・エルベ(Christine Erbe) 他
収録
- 「アンセサント(L'incessante)」マチルデ・アルタラス
- 「3 Generations」
- Groupe Grenade(Thomas Birzan、Pierre Boileau、Lucien Boilley、Laura Cortes、Lola Cougard、Anaelle Legros、Rasmeiy Ouk、Kheidija Zandad)
- Groupe Dubois(Ximena Figueroa、Ludovic Galvan、Benjamin Houal、Yannick Hugron、Hee-Jin Kim、Kae Kurachi、Massa Sugiyama、Thierry Verger)
- Groupe Mezzal(Francoise Bal Goetz、Mirjam Berns、Darrell Davis、Christophe Delachaux、Martin Kravitz、Anne-Marie Moenne-Loccoz、Colette Priou、Yo Kusakaabe)
- 「Sur le feel」ファリド・ベルキ
- 「La Danse, une histoire a ma facon」ドミニク・ボワヴァン
- 「Triple Solo」Compagnie Beau Goste
感想
ベルキという人はこのドキュメンタリーで初めて知りました。ボワヴァンはリヨン・オペラ座バレエ「くるみ割り人形」の振付家として知った人で、お顔を見たのは初めて。ガロッタはCSで放映されたいくつかのドキュメンタリーである程度知ってはいるけど、という感じで私にとっては少々馴染みの薄い3人のソロ作品のコラボレーションの過程を追ったドキュメンタリー。
前半は3人(とそのカンパニー)のスタイルやバックグラウンド、それに「ソロ」という舞踏形態についていろんなダンサーの考えかたがモチーフとして登場し、後半が3人による4日間のコラボレーションの記録、という構成(だと思う)。3人が振り付けた(あるいは企画した)いろんなダンサーによる「ソロ」が見られましたが、ドミニク・ボワヴァン自身のパフォーマンスはめちゃくちゃ面白かったです。難しいことを観客に考えさせず、ストレートに伝えたいことが投げつけられる感じ。
それぞれに実績を持つ3人の振付家がコミュニケーションを取りながら作業する部分が非常に面白かったです。振付の過程というより個々の人間性を楽しんでしまったかも。ガロッタは開けっぴろげでまっすぐ進んでいくタイプ。リーダーシップも彼が取っていましたし「進むべき方向」をヴィジョンとして持っているのが彼という感じ。でも、ガロッタ自身はほとんど踊らないんだよねー。「僕は自分で踊るのが苦手だから、基本的な部分は僕がつくって、細かいところはマチルデが踊ってつくりあげるんだ」って。そう言わずに自分で踊ったらいいのに(笑)。
ベルキはナイーブで哲学的。違うバックグラウンドを持つ2人から得られるものをどん欲に吸収していく印象。ボワヴァンはユニークで真摯でバランス感覚(肉体的ということより人間性として)に優れた人。ただ、3人に共通しているのは、自分にないものと最大の特徴を知っていること・・・と読めましたが、果たして本当のところは?
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