- 2006/03/28 17:15|
- Category: くるみ割り人形|
Der Nussknacker(The Nutcracker) / Moscow Classical Ballet
振付:ナターリア・カサトキナ/ウラジーミル・ワシリョフ
主演:リュドミラ・ワシーリエワ/アレクサンドル・ゴルバツェーヴィチ
収録:1995年(?) / 97分
画像リンク先:amazon.co.jp 北米版
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コメント
私が買ったのはPAL版なんですが、NTSC版もずいぶん遅れてリリースとなり、amazonやHMVで取り扱いしています。
商品情報
<北米向け>DVD(Videoland:VLPS114)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:4:3、音声:Dolby Digital
<欧州向け>DVD(Videoland:VLPS114)
フォーマット:PAL、リージョン:0、画面サイズ:4:3、音声:Dolby Digital
クレジット
振付:ワシリー・ワイノーネン(Vasily Vainonen)、ナターリア・カサトキナ(Natalia Kasatkina)、ウラジーミル・ワシリョフ(Vladimir Vasilyov)
美術:L. Solodovnikov
衣装:Elizaveta Dvorkina
演奏:モスクワ・クラシック・バレエ管弦楽団
キャスト
クララ:リュドミラ・ワシーリエワ(Ludmilla Vaslieva)
王子:アレクサンドル・ゴルバツェーヴィチ(Alexander Gorbatsevich)
Mousilda:タチアナ・ヤツェンコ(Tatiana Yatsenko)
ドロッセルマイヤー:Giancarlo Tosi
Segrestano:ワレリー・トロフェムチュク(Valery Trofemchuk)
感想
モスクワ・クラシック・バレエとVideolandの組み合わせによる映像の中ではかなりまともな映像の気がします。舞台を収録したもので、オケがヘタレでカメラアングルもかなり悪く舞台全体を把握するのが難しいのですが、それでも他の映像よりはずっとマシ。カサトキナとワシリョフの演出もワイノーネン版をベースにしているので、比較的安心して見ていられました。
この版ならではの点をいくつか。最初から幕があがっていて、序曲の頭から紗幕の前を人が行き交う。ドロッセルマイヤーがパーティに持ってくる「くるみ割り人形」はクララの背丈くらいある布製の人形(芯がないので、動きをつけるときはドロッセルマイヤーがの指とつま先に紐かゴムみたいなもので人形の四肢をひっかけて動かす)。パーティの人形劇は大人(ドロッセルマイヤーとクララの両親かな?)がネズミとくるみ割り人形と王女のお面をつけて演じる。ネズミの親分は大柄の女性ダンサーが踊る。クララと王子は歩いてお菓子の国に行く(笑)、最後にドロッセルマイヤーが王子を甥か何かとしてクララに紹介する、などでしょうか。
パーティでヤツェンコが演じているMousildaという女の子はクララのお姉さんらしきキャラクターで、パーティに来たBF(脚のラインが割ときれいだった)と一緒に踊ったりしていました。フリッツ(という名前かどうかは不明)も踊りまくっていましたし、ドロッセルマイヤーもかなり踊る。ダンサーたちの踊りはちょっと荒かったように思いましたが、踊りの見せ場はたくさんあります。ただ、その分ストーリーの詰めはちょっと甘かったかも。
ワシーリエワは割と好きなタイプのダンサーですが、ちょっと重そうでした。脚先を腿より高くしてぶんぶん回るフェッテはすごいとは思うけど、少し荒かったし。でもあの背中の柔かさは美点ですねー。王子役のゴルバツェーヴィチと並ぶと、どうしても彼女の方が貫禄があるように見えるのがもったいないなぁ。ゴルバツェーヴィチは「椿姫」よりはよかったと思いますが、「くるみ」の王子ならば、もっと少女の憧れるようなオーラが欲しかったかも。
雪の精たちのコール・ドと、2幕のディヴェルティスマンはもうちょっと魅せてくれると嬉しかったな。
