- 2006/03/23 14:50|
- Category: 眠れる森の美女|
The Sleeping Beauty / Sadler's Wells Royal Ballet
振付:フレデリック・アシュトン
主演:マーゴ・フォンティーン/マイケル・ソムズ
放映:1955年12月12日 / 66分
画像リンク先:amazon.co.jp 北米版
コメント
北米版DVD購入。モノクロ66分。当時テレビで放映された映像だそうです。
商品情報
<北米向け>DVD(Video Artists International:VAIDVD4295)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:4:3、音声:モノラル、モノクロ
クレジット
原振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)
振付:フレデリック・アシュトン(Frederick Ashton)
指揮:Robert Arving
キャスト
オーロラ姫:マーゴ・フォンティーン(Margot Fonteyn)
フロリムンド王子:マイケル・ソムズ(Michael Somes)
リラの精:Beryl Grey
カラボス:フレデリック・アシュトン(Frederick Ashton)
青い鳥:ブライアン・ショー(Brian Shaw)
フロリナ王女:Rowena Jackson
長靴をはいた猫:ダグラス・スチュアート(Douglas Steuart)
白い猫:Dorothea Zaymes
3人のイワン:アレクサンダー・グラント(Alexander Grant) / ピーター・クレイグ(Peter Clegg) / レイ・パウエル(Ray Powell)
王:ブライアン・アッシュブリッジ(Bryan Ashbridge)
王妃:ゲルト・ラーセン(Gerd Larsen)
カタラビュット:レスリー・エドワーズ(Leslie Edwards)
4人の王子:ジョン・ハート(John Hart) / ジョン・フィールド(John Field) / デヴィッド・ブレア(David Blair) / デズモンド・ドイル(Desmond Doyle)
フロレスタン:フィリップ・チャトフィールド(Philip Chatfield)
1人目の姉:Pauline Clayden
2人目の姉:Rosemary Lindsay
感想
マーゴ・フォンティーンの「シンデレラ」同様、テレビ用に収録された映像のDVDで(放映された時はカラーだったにも関わらず)モノクロの収録。66分モノクロにしては高価な商品です。あの「眠り」を66分に短縮している訳ですから、カットもいろいろあります。曲がぶつ切りで慌ただしいですし、絢爛豪華であるべき「眠り」から色が省かれているのですから本当にもったいない。フォンティーンのオーロラ姫は見て損はないと思いますが、やはり映像としては中途半端ですよね・・・
上述の通り、最大の見所はフォンティーンのオーロラ姫の気品と愛らしさですが、アシュトン自らが演じるカラボスのヒステリックな様子も見ものです。自分がオーロラ姫の誕生祝いに招かれなかったことに怒って乗り込んで来たカラボスがカタラビュットの毛をむしるのはセルゲイエフ版と一緒ですが、このアシュトン@カラボスは更に杖でカタラビュットを打ちまくります。その怒りっぷりはお見事。毒々しいメイクといい(これもカラーで見たかった!)こういう役を嬉々として演じるアシュトンっていいですねぇ。
他にこの版の特徴というと、リラの精はチュチュ姿である、リラの精と王子は歩いてお城へ行き、オーロラの元にたどり着くまでカラボスの邪魔はない、3幕で宝石の精のヴァリをオーロラ姫の兄と姉(たぶん)がパ・ド・トロワを踊る、グラン・パ・ド・ドゥのコーダの曲がグランパより先に流れてロシア男のトレパック踊りまくりが入る、で、グランパはアダージオだけ、というところでしょうか。カラボスが呪いを掛けたままその後出てこないことやグランパの扱いは、テレビ用の短い演出のせいかもしれませんね。
