- 2006/03/20 17:16|
- Category: 作品集|
Sacre du printemps, Der Feuervogel, Der Wunderbare Mandarin / Moscow Classical Ballet
振付:ナタリア・カサトキナ、ウラジーミル・ワシリョフ
出演:イヴァン・コルネーエフ、オルガ・シロキ、エカテリーナ・ベレジナ、ウラジーミル・ムラヴリョフ
収録:2004年 / 116分
画像リンク先:amazon.co.jp 北米版
コメント
DVD購入しましたが...映像のクオリティが最悪です。ブロックノイズだらけ。これでは作品を楽しむことはできません。
商品情報
<海外向け>DVD(Videoland)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:4:3、音声:Dolby Digital
クレジット
振付・演出:ナタリヤ・カサトキナ(Natalia Kasatkina)、ウラジーミル・ワシリョフ(Vladimir Vasilyov)
装置・衣装:E. Dvorkina
収録
- 「春の祭典」(約37分)音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky)
- 選ばれし乙女:Olga Shirokih
- 羊飼い:イヴァン・コルネーエフ(Ivan Korneyev)
- (とりつかれた)老婆:Natalia Burak
- 「火の鳥」(約48分)音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky)
- 火の鳥:エカテリーナ・ベレジナ(Ekaterina Beresina)
- 美しきツァレーヴナ:Natalia Ogneva
- イワン(Ivan Zarewitsch):イヴァン・コルネーエフ(Ivan Korneyev)
- エヴァ:Olga Shirokih
- 「中国の不思議な役人」(約31分)音楽:ベーラ・バルトーク(Bela Bartok)
- 中国の不思議な役人:ウラジーミル・ムラヴリョフ(Vladimir Muravlyov)
- 若い女:エカテリーナ・ベレジナ(Ekaterina Beresina)
- 盗賊の頭:コンスタンティン・オーシン(Konstantin Osin)
- 警官(?):ワレリー・トロフェムチュク(Valery Trofemchuk)
- 盗賊:ワレリー・コルパコフ(Vasily Kolpakov)、ピョートル・コルパコフ(Peter Kolpakov)
感想
Videoland / モスクワ・クラシック・バレエの組み合わせは地雷が多いんですが、その中でも買う前から「これは覚悟しないとダメだろうな」と思われたのがこの映像(なのに買う私はかなり物好きだわ)。そして・・・あらあら、映像のクオリティは予想以下でした。圧縮率が高すぎるんだと思いますが、ダンサーの動きを追いきれずにブロックノイズだらけ。これは商品として販売できるクオリティではありません。コントラストが強いのも気になります。日本の顧客はこれじゃ怒りますよ〜。私は欧州から買ったのですが、北米進出を期にクオリティがあがっているとよいのですが・・・
ということで、作品そのものを味わうところまで気持ちが行きにくいです。「春の祭典」は選ばれし乙女に好意を持っている羊飼いが、最後に神を象徴するもの(ご神木のようなもの)にナイフを突き刺して終わるんですが、その演出には共感しにくかったです。しかし、それよりも群舞の動きが間延びしていてこの作品にあるべき緊迫感が失われていたのが残念。選ばれし乙女役のOlga Shirokih(オルガ・シロキ?)のバネの利いた踊りはよかったと思います。運命に抗えない哀しみと選ばれた誇りのようなものもあったと思う。
「火の鳥」は、付属の解説書によれば他の版とかわらないあらすじが書いてあるのですが、火の鳥は自主的にイワンの前に現れているように見えたりして、理解しやすいストーリーとは言いにくい。12人の乙女たちとイワン、ツァレーヴィナ(よいダンサーだと思います)の場面は衣装がきれいでゴージャスですし、振付も原典を尊重しているようで悪くないのですが(コントラストが強すぎるのが難点)、そこに火の鳥が登場するのはよくわからない(笑)。悪魔の群舞たちはみんな腕が倍の長さになるような「なんちゃって腕」を付けていたので、踊りが全然揃わないの。あれでは逆効果だよねぇ。フィナーレのコルネーエフの踊りはかっこいいです。
「中国の不思議な役人」はカンパニーの30周年を記念して作られた作品とのこと。ベジャール版しか見たことがないので比較はできませんが、少なくともベジャールはオリジナルのお話をバレエ化していますよね(悪党の一味である若い女が、年老いた男、少年、中国の役人(マンダリン)の順で誘惑し金品を奪い取ろうとするが、中国の役人はいくら殺そうとしても若い女への執着心が強すぎて息絶えない、想いを遂げた後でようやく絶命する、という話)。カサトキナとワシリョフはマンダリンだけを誘惑するようにクローズアップしているようです。マンダリン役のムラヴリョフのつま先が美しかったです。
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