- 2006/03/08 11:34|
- Category: 他 パリ・オペラ座バレエ|
Signes / Ballet de l'Opera de Paris
振付:カロリン・カールソン
主演:マリ=アニエス・ジロー/カデル・ベラルビ
収録:2004年 オペラ座バスティーユ / 本編83分 + 特典映像30分
画像リンク先:amazon.co.jp海外版
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CSで録画。DVDはリージョンフリーで、特典映像あり。
商品情報
<海外版>DVD (BelAir Classique:BAC018)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:16:9、音声:DTS5.1, DD5.1, PCM Stereo
特典映像:「Legato」Olivier DebreとCarolyn Carlsonのコラボレーションフィルム / カロリン・カールソンとブリジット・ルフェーブルのインタビュー(字幕:英/仏)
クレジット
オリヴィエ・ドゥブレ(Olivier Debre)の絵画に基づく7つのシーンからなるバレエ
振付:カロリン・カールソン(Carolyn Carlson)
音楽:ルネ・オーブリー(Rene Aubry)
美術・衣装:オリヴィエ・ドゥブレ(Olivier Debre)
照明:Patrice Besombes
監督:デニス・ガイオッツィ(Denis Caiozzi)
出演
マリ=アニエス・ジロー(Marie-Agnes Gillot)、カデル・ベラルビ(Kader Belarbi) 他
シーン
- 微笑みのシーニュ(Signe du Sourire)
- 朝のロワール河(Loire du Matin)
- ギランの山々(Monts de Guilin)
- バルト海の修道僧(Les Moines de la Baltique)
- ブルーの精神(L'esprit du Bleu)
- マデュレの色彩(Les Couleurs de Madurai)
- シーニュの勝利(Victoire des Signes)
感想
「オリヴィエ・ドゥブレの絵画に基づく7つのシーンからなるバレエ」とあるように、この作品は絵が先にあって、それに合わせてバレエがつくられたそうです。ダンスマガジン97年8月号「シーニュ」初演時の記事によれば「ドゥブレが提案した絵の中からカールソンが7枚を選び、ドゥブレがその7枚を舞台装置に作り替えるのともにコスチュームや装飾物(可動装置などのことかしら)を作った」とのこと。カールソンが振付を考えたのはその後だそうです。
だからだと思いますが、色彩と舞台デザインの美しさが非常に印象的でした。その舞台をもっとよく見たいが為に「お願いっ、あまりダンサーに寄りすぎないで!」と思ってしまった程(笑)。でも、舞台全体が映るくらいにカメラが引くと「ダンサーをもっとよく見せて!」となるのだから、勝手なものですね。つまりは、それだけ「生で、自分の目で見るべき舞台」だったのだと思います。
私はカロリン・カールソンの作品を見るのはこれが初めてなので(「ドント・ルック・バック」を断片で見た位)、彼女の振付が普段どんな感じかは知りません。これを見たところでは腕の使いかたが印象的。ちょっとコミカルで、色んな要素を感じられる振付でした。例えば冒頭のベラルビは東洋の拳法の動きだし、「牧神の午後」を彷彿とさせるポーズも。振付が突出して目立つことがないのは「絵が先にありき」だからでしょうか。振付家にはやりにくい仕事だったのだろうな、という気はします。
ジローとベラルビはとてもよかったです。ジローはこれを踊ってエトワールに任命されただけあって、華やかで強くて、どことなく母性が感じられる存在感。初演のピエトラガラだったら、たぶんもっと違う舞台になっていたでしょう。どっちがいいとか悪いってことではなく。ベラルビには文句があるハズがありません。そしてヤン・サイズ〜。ジェルネズと出てきて踊るところがホントに好き。カメラもけっこう彼を追っているので、よく映ってました。好きだったのは「マデュレの色彩」かなー。あふれる色彩とユーモアにニコニコしちゃう。で、そこから「シーニュの勝利」に移って一転モノトーンの世界とパワーで満たされる感じにも背中がゾクゾクしました。
音楽を担当したルネ・オーブリーはカールソンの前夫だそうですが、この音楽、映像を見終わると全然印象に残らないんです(笑)。なのに、見ている時は自分の頭の中やら体内をぐるぐる駆け巡る。すごく不思議です。
特典映像は、2つ。1つめはこの作品のアートワークに携わったオリヴィエ・ドゥブレと振付のカロリン・カールソン、そして音楽のルネ・オーブリーらの共同作業の様子を撮影したドキュメンタリー(抜粋)。ドゥブレさんは確立した個性があるので、それを舞台に折り合わせるのにご本人も他のスタッフも非常に苦労したようです。その分実りも多かったと思いますし、出来上がった作品は本当に美しいものですけれど。
2つめはルフェーブルとカールソンのインタビュー。どちらの特典も英/仏の字幕を選べます。
アマゾンでCD(UK輸入版)を扱っていましたのでご紹介。
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この記事の更新履歴
- 2008.08.25 - 特典映像に関する記述を追記
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