Swan Lake / American Ballet Theatre

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振付:デヴィッド・ブレア
主演:ナタリア・マカロワ/イワン・ナジー
収録:1976年6月30日 リンカーンセンター / 122分

画像リンクなし - VHS

以前はLD/VHSが発売されていましたが現在は廃盤。マカロワとナジーの「白鳥」。


商品情報

北米|VHS(Paramount)

クレジット

振付
マリウス・プティパ Marius Petipa / レフ・イワノフ Lev Ivanov
演出
デヴィッド・ブレア David Blair
音楽
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー Peter Ilyitch Tchaikovsky
装置
オリバー・スミス Oliver Smith
衣装
Freddy Wittop
照明
ジャン・ローゼンタール Jean Rosenthal
指揮
アキラ・エンドー Akira Endo

キャスト

オデット / オディール:ナタリア・マカロワ Natalia Makarova
ジークフリート王子:イワン・ナジー Ivan Nagy

感想

マカロワとナジーの「白鳥の湖」は本当に見たくてたまらない映像でした。そしてやっぱりマカロワの白鳥が見事でした。あの「32回フェッテは苦手で・・・」と失敗談を語っているダンサーと同じ人とは思えません。確かにその場面はハラハラしましたが(笑)情感豊かで悲哀に満ちた白鳥でした。彼女はなんといっても背中のしなりがすばらしいですねぇ。最近の手脚の長いダンサーたちからすると多少スタイルは見劣りすると感じる人もいるでしょうし、私自身としても彼女の踊りは好みの範疇から少し離れているのですが、それ以上に訴えかけてくるものがある見事な表現力。

ナジーは綺麗に踊る人ですね。ノーブルな中にカジュアルさのある王子様だけどABTならそれもあり。サポートと演技力もよいです。現在のABTのマッケンジー版に通じるところもけっこうあって、農民と貴族と両方で王子の誕生日前夜を祝う開放的な1幕にはリボンツリーのダンスもありました。王妃が登場すると拍手がおきて、その王妃さまも威厳と息子に対する惜しみない愛情がたっぷり。「また飲んでいたんでしょう?」「とんでもありません!」というやり取りに後ろにいた友人が思わず笑っていたり。

パ・ド・トロワの男性をベンノが踊るのも今のABTと一緒。この方とっても見事な踊りを披露していたのですが、お名前がさっぱりわかりません。パ・ド・トロワの女性の一人がマリアナ・チェルカスキーだったのはわかったのですが...。

白鳥たちのチュチュは釣り鐘型の長いものだったのが意外でした。惜しいのはところどころ音楽がかなり早くなること。ダンサーが大変だなーとか現実の世界に戻ってしまうのでやめてほしい〜。