Giselle / American Ballet Theatre

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振付:デヴィッド・ブレア
主演:ナタリア・マカロワ/ミハイル・バリシニコフ
収録:1977年6月2日メトロポリタン歌劇場 / 95分

画像リンクなし - VHS

以前はVHS/LDが発売になっていたようですが、現在は廃盤。DVD化してほしいです〜。


商品情報

国内|VHS(スバック) Release: 1997/02/21
北米|VHS(Paramount Home Video) Release: 1992/12/22

FORMAT:NTSC

クレジット

振付
ジャン・コラリ Jean Coralli
ジュール・ペロー Jules Perrot
音楽
アドルフ・アダン Adolphe Adam
制作
デヴィッド・ブレア David Blair
装置
オリヴァー・スミス Oliver Smith
衣装
ピーター・ホール Peter Hall
照明
Nananne Porcher
編曲・指揮
ジョン・ランチベリー John Lanchbery
演奏
アメリカン・バレエ・シアター・オーケストラ American Ballet Theatre Orchestra

キャスト

ジゼル
ナタリア・マカロワ Natalia Makarova
アルブレヒト
ミハイル・バリシニコフ Mikhail Baryshnikov
ミルタ
マーティン・ヴァン=ハメル Martine van Hamel

感想

マカロワのジゼルはよいですねー。1幕冒頭の明るく幸せな様子、狂乱の場での壊れっぷり、そして空気にとけ込むような2幕での軽さ。そしてバリシニコフのアルブレヒトもすばらしい。この時代にこれだけ1幕最後に嘆くアルブレヒトはめずらしかったのではないかと思ったりするのですが、何とも彼らしいというか、この場面はマカロワもバリシニコフも台詞が聞こえてくるようでした。バリシニコフは踊りももちろんすばらしいし(でもこれ見よがしにしないから好き)何気なく見せるジュテの美しさにうっとり。2幕の見せ場はこれでもかとばかりに踊りまくってましたが、それもまた美しく。ブラボー。

ベルタやアルブレヒト、バチルド姫を演じたのが誰かはわからなかったのですが、彼らの演技もとてもこの舞台に調和していたと思います(例によって、ペザント・パ・ド・ドゥを踊っていたのがチェルカスキーだったことだけわかった)。2幕のミルタ、ヴァン=ハメルは安定した踊りを踊る人だと思います。が、最初のヴァリエーションでは、ちょっと違うと感じてしまって。たぶん、ミルタが持っているはずの影の部分とか怒りとか冷たさを感じられなかったのだと思います。が、幕が進むうちにミルタをはじめとするウィリたちにゾクゾクきました。ウィリたちがそろったときの拒絶のパワーの強さに唖然としたというか。柔らかく空気に漂うマカロワとの対比も意味深で、本当に隅々まで目の離せないいい舞台でした。

それと、特徴的なのは音楽でしょうか。ランチベリーさんはバレエ音楽の編曲をたくさん手がけていらっしゃいますが、彼が編曲した「ジゼル」は初めて聴いたような(もしかしたらフラッチ / ブルーン版もそうだったのかも。今度確認してみます)。