- 2005/08/04 22:09|
- Category: シンデレラ|
Cinderella / Sadler's Wells Royal Ballet
振付:フレデリック・アシュトン
主演:マーゴ・フォンティーン/マイケル・ソムズ
収録:1957年 / 78分
画像リンク先:amazon.co.jp 北米版
コメント
DVDはリージョンフリーです。昔のテレビ放映用にスタジオ収録した映像ですが、モノクロです。
商品情報
<北米向け>DVD(Video Artists International:VAIDVD4296)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:4:3、音声:モノラル、モノクロ
クレジット
振付:フレデリック・アシュトン(Frederic Ashton)
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ(Sergei Prokofiev)
美術:MALCLES
指揮:ロバート・アーヴィング(Robert Irving)
キャスト
シンデレラ:マーゴ・フォンティーン(Margot Fonteyn)
王子:マイケル・ソムズ(Micheal Somes)
義姉:フレデリック・アシュトン(Frederic Ashton)、ケネス・マクミラン(Kenneth MacMillan)
道化アレクサンダー・グラント(Alexander Grant)
仙女ジュリア・ファロン(Julia Farron)
春の精:メール・パーク(Merle Park)
夏の精:イレイン・フィフィールド(Elaine Fifield)
秋の精:アネット・ペイジ(Annette Page)
冬の精:スヴェトラーナ・ベリオソワ(Svetlana Beriosova)
騎士:フィリップ・チャトフィールド(Philip Chatfield)、デイヴィッド・ブレア(David Blair)、デズモンド・ドイル(Desmond Doyle)、ロナルド・ハインド(Ronald Hynd)
ナレーション:ネルソン・オルムステッド(Nelson Olmsted)
# キャストの日本語表記については、英語表記から推定したものも含まれます。
感想
テレビ放送用の映像だそうで、アナウンスやナレーションが英語で入っています(輸入版ですから字幕はなし)。しかも放映はカラーだったそうなのに、モノクロフィルムしか残っていないとか。画質もかなり悪いです。半世紀も前のものがよくぞ残っていた、と言う事もできるのですが、それにしては価格が高いですよね〜。ロイヤルのシンデレラ(というか、アシュトンの作品)は美術の色使いも美しいので、カラーで見たかったと強く思います。
テレビならではと言えるのは、シンデレラの家の1階が2間続きになっていたり、玄関の外で物乞い(仙女)と洋服屋さんたちがすれ違ったり、と、舞台では制約があって見せられない部分を補っていたことでしょうか。当時の特撮技術で仙女や四季の精たちを見せているのですが、それだとダンサーの踊りが平面的に見えてちょっともったいなかったかも。驚いたのは、この頃はアシュトン版の四季の精もシンデレラに贈り物を渡しているのですね。他の版の四季の精はシンデレラに贈り物をしているけど、アシュトン版はしないものだと思っていました。それともテレビ放送ならではのアレンジなのかしら。他にも細々とした違いはありました。
フォンティーンのシンデレラはまさに原点なのだと思いました。その性格の描写、輪郭のはっきりした踊り、全てが現代のロイヤル・バレエのシンデレラに繋がっているのだなーと。そして「シンデレラ」といえば義姉!アシュトンの義姉姿はもう1つの「シンデレラ」の映像でも見る事が出来ますが、それより12年前の映像だけに若くて動きもよいです。そしてケネス・マクミランの演じる姉のきれいなこと。まだすごーく若い頃だと思うので、体も細いし、普通にいじわるなお姉さんなの。マクミランの道化っぽい役はすばらしかった、と彼のドキュメンタリーで見ましたが、確かにその通り。納得のすばらしさでした。
