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「白鳥の湖」ベルリン国立歌劇場バレエ(1998)

  • Posted by: ゆう
  • 2005/04/03 22:09|
  • Category: 白鳥の湖

Swan Lake(Schwanensee) / Ballett der Deutschen Staatsoper Berlin

Swan Lake

振付/演出:パトリス・バール
主演:シュテフィ・シェルツァー/オリヴァー・マッツ
収録:1998年1月16日 ベルリン国立歌劇場 / 150分

画像リンク先:amazon.co.jp 北米版

コメント

DVD購入。現在は手に入りにくくなっているようです。パトリス・バール版は王子と白鳥だけでなく彼と王妃との関係にもスポットを当てた改訂版。

商品情報

クレジット

原振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)、レフ・イワノフ(Lev Ivanov)
振付・演出:パトリス・バール(Patrice Bart)
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Peter Ilyitch Tchaikovsky)
美術:ルイザ・スピナテッリ(Luisa Spinatelli)
照明:マウリツィオ・モントッビオ(Maurizio Montobbio)
指揮:ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)
演奏:ベルリン国立歌劇場管弦楽団(Staatskapelle Berlin)

キャスト

オデット / オディール:シュテフィ・シェルツァー(Steffi Scherzer)
ジークフリート王子:オリヴァー・マッツ(Oliver Matz)
王妃:ベッティーナ・ティエル(Bettina Thiel)
ロットバルト:トルシュテン・ヘンドラー(Torsten Haendler)
ベンノ:ジェンス・ウェーバー(Jens Weber)
他 出演:Nicole Siepert / Jun Liu / ベアトリス・クノップ(Beatrice Knop) / バーバラ・シュローダー(Barbara Schroeder) / Marie-Soizic Cabie / ヴィアラ・ナチェーワ(Viara Natcheva) / Jana Timptner / Annamaria Gombos / キラ・キリローヴァ(Kira Kirillova) / Victoria Lahiguera / Undine Hegener / Michael Rissmann / Stanislav Beliaevski / Ashen Atalianc-Beuk / マリア-ヘレナ・バックリィ(Maria-Helena Buckley) / Susamme Purschel / Dana Schmidt / Uwe Arnold / Martina Bockmann / Birgit Brux / Anastassia Dounets/Cordula Eccarius / Martina Feldt / Sandra Gnjatovic / Gary Mannigel / Katharina Mende / Liane Obwald / Vanina Peytureau / Danijela Poeplau / Alice Psaroudaki / Isabelle Rune / コリーヌ・ヴェルディユ(Corinne Verdeil) / Emilie Vigne / Doreen Windolf / Ekkehart Axmann / Josef Goga / Mario Gudera / Nicolas van Heem / Freek Ofland / Andreij Klemm / Robert Knarr / Steffen Neumann / Kristian Ratevossian / Marc Spielberger / Martin Szymanski / Sven Seidelmann / Johannes Wieland / Oliver Wulff / Orlando Zander

感想

ジークフリートとオデットという関係のみならず、王妃とジークフリートの関係にもスポットを当てていて、オーソドックスな「白鳥」からは少し外れる作品かと思います。オデットの物語、ジークフリートの物語であり、王妃の物語でもあるのですね。このカンパニーの「くるみ割り人形」映像同様にパトリス・バールの振付 / 演出ですが、そこまで大きなストーリーの読み替えはないものの、それに通じる「影」が作品全体を覆っている印象を受けます。

見終わった時に印象に残るのは王子の孤独と、王妃の描かれ方でした。特にオリヴァー・マッツの演技は後をひいて、味わい深かったです。もちろん、オデット / オディールのシュテフィ・シェルツァーがよくないということではなく、彼女の踊りはほぼ原振付なのに対して、王子や王妃には感情を表現する踊りが挿入されている分だけ印象に残りやすいのでしょうね。オデットとオディールを大きく演じ分けるという訳ではなく、芯の強さと繊細さのある美しい踊りでした。

あとは、ロットバルトがとってもスタイリッシュで素敵。3幕では燕尾服で登場して王妃と踊る場面がたっぷりあるので、ちょっとだけマシュー・ボーン版の「ストレンジャー」を連想させるというか。

ベンノ役のジェンス・ウェーバーは、モンテカルロ・バレエの2004年来日公演で「ロメジュリ」ティボルトとか「La Belle」のオーロラの父役なんかを踊っていましたね。モンテカルロ・バレエの公演ではすばらしい存在感でしたが、この映像だとちょっと伝わりにくいかな。たぶん、映像で受ける印象より少し癖のある役のような気がします。

指揮がバレンボイムだけあって、音楽の色彩も豊かで聴きごたえあり。でも、たまにテンポが早くて踊るのが大変そうなところもあったでしょうか。衣装と装置はルイザ・スピナテッリ。全体に抑えた色調で大人の雰囲気。花嫁候補たちの深い色合いのチュチュにゴールドのアクセントが効いたものがとっても美しかったです。

Comments:2

ナオ 2007年7月16日 23:38

ロットバルトがクールでかっこいいですね。何回か見ているうちにはまってしまいました。王妃と踊る場面は、この作品のもう一つのハイライトです。
バレンボイムが指揮する演奏も大きな魅力です。そもそもこの作品を買った主な理由でした。私は3年ぐらい前に買いましたが、今は販売していないようです。もったいないですね。

ゆう 2007年7月18日 12:56

ただのプレス待ちならよいのですが、廃盤だと哀しいですね。

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