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「パゴダの王子」ロイヤル・バレエ(1990)

The Prince of the Pagodas / The Royal Ballet

ブリテン:「パゴダの王子」全3幕

振付:ケネス・マクミラン
主演:ダーシー・バッセル/ジョナサン・コープ
収録:1990年4月 コヴェント・ガーデン王立歌劇場 / 本編128分+映像特典65分

画像リンク先:amazon.co.jp 廉価版

コメント

「眠れる森の美女」とモチーフに共通点多し。ダウエル卿の皇帝は、彼の映像の中で一番情けない役かも。

商品情報

映像特典:「Out of Line」ケネス・マクミランのドキュメンタリー(65分)
出演:ケネス・マクミラン、クライヴ・バーンズ(批評家)、Clement Crisp(批評家)、ニネット・ド・ヴァロワ、ニコラス・ジョージアディス、リン・シーモア、デボラ・マクミラン、アレッサンドラ・フェリ、ダーシー・バッセル、熊川哲也
収録(抜粋):「パゴダの王子」「ロミオとジュリエット」「マノン」「マイヤリング」「ダンス・コンセルタント」「鳥の家」「隠れ家(ザ・バロー)」「インヴィテーション」「ラス・エルマナス(姉妹)」「グロリア」「イサドラ」

クレジット

振付:ケネス・マクミラン(Kenneth MacMillan)
音楽:ベンジャミン・ブリテン(Benjamin Britten)
美術:ニコラス・ジョージアディス(Nicholas Georgiadeis)
照明:ジョン・B.リード(John B. Read)
台本:コリン・チュブロン(Colin Thubron)〜ジョン・クランコ(John Cranko)の台本に基づき〜
指揮:アシュレイ・ローレンス(Ashley Lawrence)
演奏:コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団(The Orchestra of the Royal Opera House Covent Garden)

キャスト

ローズ姫:ダーシー・バッセル(Darcey Bussell)
エピーヌ姫:フィオナ・チャドウィック(Fiona Chadwick)
王子:ジョナサン・コープ(Jonathan Cope)
皇帝:アンソニー・ダウエル(Anthony Dowell)
道化:サイモン・ライス(Simon Rice)
北の王:アントニー・ドーソン(Antony Dowson)
東の王:ブルース・サンソム(Bruce Sansom)
西の王:マーク・シルヴァー(Mark Silver)
南の王:アシュレイ・ペイジ(Ashley Page)
大臣:レスリー・エドワーズ(Leslie Edwards)
雲:デボラ・ブル(Deborah Bull)、ニコラ・トラナ(Nicola Tranah)、エロール・ピックフォード(Errol Pickford)、セルジュ・ポベレズニック(Sergiu Pobereznic)、トレイシー・ブラウン(Tracy Brown)、フィオナ・ブロックウェイ(Fiona Brockway)、ゲイル・タプハウス(Gail Taphouse)、ロザリン・ホィットン(Rosalyn Whitten)、デリア・ハリントン(Delia Harrington)、ベリンダ・ハトレー(Belinda Hatley)、ブルース・バラクラフ(Bruce Barraclough)、クリストファー・サンダース(Christopher Saunders)、ジャーミー・シェフィールド(Jeremy Sheffield)、マイケル・ナン(Michael Nunn)、ニール・スキッドモア(Neil Skidmore)、ウィリアム・トレヴィット(William Trevitt)
医師:オリヴァー・シモンズ(Oliver Symons)、ギャリー・グラント(Garry Grant)、ジョナサン・バロウズ(Jonathan Burrows)、ギャリー・エイヴィス(Gary Avis)
家臣:サンドラ・コンリー(Sandra Conley)、デヴィット・ドリュー(David Drew)

# キャストの日本語表記については、英語表記から推定したものも含まれます。

感想

ストーリーも全く知らなかったのですが、各幕冒頭にストーリー説明が英語字幕で入るので助かりました。マクミランだから、と想像していたよりずっとコミカルに味付けされていると思いました。魔法(?)で家臣が猿になったり王子がサンショウウオに化けたり、ローズが王子を探して旅に出たりと、おとぎ話のバレエなのですね。バッセルとコープは純2枚目路線ですが、他の人たちは踊りと性格付けでキャラが立っていて面白かったです。特に皇帝の割に情けないダウエル、意地悪キャラのチャドウィック、個性豊かな4人の王たちは大きな存在感で楽しませてくれました。

それでも一番目を引くのはバッセルのローズ姫で、手脚の長さと身体能力の高さが振り付けによーく生かされていると感心します。一緒に踊る長身のコープとも相性がいいし、2人のパ・ド・ドゥを見てるとマクミランも振り付け甲斐があっただろうと思えます。エピーヌを複数の男性がサポートする複雑なパ・ド・カトル、パ・ド・サンクもマクミランの真骨頂で、他にも雲の踊り(女性陣)なども私はかなり好きでした。見所があちこちにちりばめられていて楽しめます。

映像特典のドキュメンタリーは1時間ほどのもので見応えたっぷり。マクミラン自身のインタビューでバレエへの考え方や酷評ばかりを受けていた時代のこと、クランコとの関係などについて語られています。彼のミューズと呼ばれた3人のバレリーナや妻、ニネット・ド・ヴァロワなどのインタビューもあります。代表作である「マノン」や「ロミオとジュリエット」、他に映像化された作品はともかく、めったに見られない作品の映像が断片ながら収録されているのも興味深いです。なお、ここに収録された「マイヤリング」はデヴィッド・ウォールとリン・シーモア。映像化されたものとは違う(たぶん、初演者?)もので、こちらも必見。

この記事の更新履歴

  • 2005.04.25 - 廉価版情報更新

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