- 2004/12/29 20:09|
- Category: 他 ロシア系|

振付:ボリス・エイフマン
主演:ワレリー・ミハイロフスキー/ヴァレンティナ・モロゾワ
収録:1987年 / 45分
録画
コメント
CSで「ロシア・バレエのスターたち」というシリーズで放映されたものの1つ。これは秀作。
クレジット
台本・振付:ボリス・エイフマン(Boris Eifman)
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Peter Ilyitch Tchaikovsky) 交響曲第6番
原作:F.M.ドストエフスキー(Fyodor Mikhailovich Dostoevskii )
監督:フェリックス・スリドフケル
指揮:エフゲニー・ムラヴィンスキー(Evgeny Mravinsky)
演奏:レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
出演
ムイシュキン公爵:ワレリー・ミハイロフスキー(Valery Mikhailovsky)
ナスターシャ・フィリポヴナ:ヴァレンティナ・モロゾワ(Valentina Morozova)
ロゴージン:Р. КУПРИЕВ(読めないっす・・・)
アグラーヤ:マリーナ・メルニコヴァ(Marina Melnikova) 他
感想
原作のエッセンスを短い時間にぎゅっとまとめた秀作。物語的には、後半の加速度的に破滅へ向って行く辺りが中心です。エイフマンのボキャブラリーは今見ると目新しさはありませんが決して古くもないし、振付で感情やストーリーをドラマティックに表現してみせる人ですね。マイムは全く用いていないのに、台詞が見えるようでした。それにリフトがすごい。すごいって表現はないだろうと自分でも思うのですが(笑)すごいんですわ、ホントに。スタジオ撮影のドラマティック・バレエは、ともすると見ているこちらの集中力が欠けてしまいがちですが、これはそんなことも全くなく、一気に魅せてくれました。
カンパニーの女性ダンサー、特に主役の2人は細くて四肢が長い〜。あまり筋肉質に見えないのに脚がすごく強そうで、その振り上げた脚が感情の振り幅の大きさを表しているみたい。曲がプティの「スペードの女王」と同じチャイコフスキーの「悲愴」でしたが、こちらの方がより合っている気がします。曲のハイライトと作品のハイライトのシンクロが素晴らしく感動的でした。曲と振付とダンサーのバランスがいいのかもしれないし、オール・ロシアならではの言わずもがなのバックグラウンド(風土というか、、、気候とか風習とか)が込められているのかもしれません。
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