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「ローヤル・バレエ」(1959)

  • Posted by: ゆう
  • 2004/12/23 21:09|
  • Category: 作品集

THE ROYAL BALLET

An Evening With The Royal Ballet [1960]

出演:マーゴ・フォンティーン、マイケル・ソムズ 他
収録:1959年 コヴェント・ガーデン王立劇場 / 135分

画像リンク先:amazon.co.uk 欧州版

コメント

ヌレエフとパートナーシップを組む前に一緒に踊っていたマイケル・サムズとの作品を3つ集めたもの。「オンディーヌ」がフルに収められているのはこのDVDだけではないかしら。昔は日本でもビデオが出ていたようですが、今は欧州版のDVDしかなさそうです。

欧州では2007年に新しいレーベルから「An Evening with Royal Ballet」という、他の映像と同じタイトルで再発売になったようです。こちらには1984年にテレビで放映されたフォンティンのインタビューが映像特典になっています。

商品情報

クレジット

撮影:S・D・オニオンズ
音楽プロデューサー:ヒューゴー・リゲノールド
指揮:チャールズ・テイラー
演奏:コヴェント・ガーデン管弦楽団

収録

「白鳥の湖」第2幕より
音楽:P.I. チャイコフスキー(P.I. Tchaikovsky)
振付:フレデリック・アシュトン(Frederick Ashton)、ニコライ・セルゲーエフ(Nikolai Sergeyev)
原振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)、レフ・イワノフ(Lev Ivanov)
制作:ニネット・ド・ヴァロワ(Ninette de Valois) / 美術:レスリー・ハリー
キャスト
オデット:マーゴ・フォンティーン(Margot Fonteyn)
ジークフリート:マイケル・ソムズ(Michael Somes)
ベンノ:ブライアン・アッシュブリッジ(Bryan Ashbridge)
ロットバルト:レスリー・エドワーズ(Leslie Edwards)
小さな白鳥:メイヴィス・オズボーン(Mavis Osborn) / Clover Roope / アン・ハワード(Ann Howard) / アントワネット・シブレー(Antoniette Sibley)
四羽の白鳥:シャーリー・グラハム(Shirley Grahame) / ブレンダ・テイラー(Brenda Taylor) / クリスティーン・バックレイ(Christine Beckley) / ディアドレ・ディクソン(Deirdre Dixon)
「火の鳥」
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky) / 振付:ミハイル・フォーキン(Mikhail Fokine)
制作:セルゲイ・グリゴリエフ、リューボフ・チェルニチェヴァ
美術:ナターリア・ゴンチャローヴァ
キャスト
火の鳥:マーゴ・フォンティーン(Margot Fonteyn)
イワン王子:マイケル・ソムズ(Michael Somes)
ツァレーヴナ王女:ローズマリー・リンゼイ(Rosemary Lindsay)
魔王カスチェイ:フランクリン・ホワイト(Franklin White)
「オンディーヌ」
音楽:ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(Hans Werner Henze)
原作:フリードリッヒ・バロン・ド・ラ・モット・フーケ
制作・振付:フレデリック・アシュトン(Frederick Ashton) / 美術:Lila De Nobili
キャスト
オンディーヌ:マーゴ・フォンティーン(Margot Fonteyn)
パレモン:マイケル・ソムズ(Michael Somes)
ベルタ:ジュリア・ファロン(Julia Farron)
ティレーニオ:アレクサンダー・グラント(Alexander Grant)
隠修士:レスリー・エドワーズ(Leslie Edwards)
他 出演:Pirmin Trecu / マリヨン・レーン(Maryon Lane) / メール・パーク(Merle Park) / ドリーン・ウェルズ(Doreen Wells) / ピーター・クレッグ(Peter Clegg) / ダグラス・スチュアート(Douglas Steuart)

感想

ヌレエフと組む前のマーゴ・フォンティーンの映像を3つ集めた映画で、以前は日本でも映像がリリースされていたようですが、現在はPAL盤DVDしか見つけられませんでした。お相手は全てマイケル・ソムズ。それぞれ最初に英文のあらすじが表示されます。昔のものですが非常にクリアにリマスターされているように思いました。「白鳥」2幕からの抜粋、あとはたぶん全幕じゃないかな・・・確信はありませんけど。すみません。

「白鳥」のフォンティーンは、ヌレエフと踊っている映像の方がよかったように思いました。でもニネット・ド・ヴァロワ制作のこの時期のロイヤル映像ということで貴重ではあると思います。王子がベンノやおつきの者たちと一緒に湖畔に来るバージョンは他にもありますが、ベンノがここまでしっかり役割があるというのは珍しい気がしました。この時の白鳥コール・ドの衣装も膝丈のチュチュで、あまり白鳥っぽく見えないように思うのですが、ロイヤルは伝統的にこの形が好きなのかしら。

「火の鳥」は同じフォーキンの振付でもアンドリス・リエパの映像とはだいぶ印象が違います。あちらは映像作品ですし、演出も美術も違いますしね。フォンティーンの火の鳥はあまり想像がつかなかったのですが、腕の表情が豊かでよかったです。イワン王子の衣装がサンタクロースのように見えて笑ってしまいましたが、コール・ドの踊りも(ロシア風かしら)なかなか見応えがありました。

最後の「オンディーヌ」、これは3幕たっぷりあって収録時間も一番長いです。「オンディーヌ」はフォンティーンが踊ってこそ、という時代が長かったのも頷けるほど、確かにフォンティーンにぴったり合った役だと思いました。無邪気さの表現が本当にかわいらしく、台詞が聞こえてきそう。3幕での傷心のオンディーヌとの演じ分けも鮮やかでした。相手役のサムズも3作品の中ではこれが一番よかったような。もう少し短くパリッとまとまっていたら更にいいかも、なんて。

Comments:2

川村欣也 2007年7月25日 15:13

既コメントには当時(1960年代、正確には憶えず)映画の上映については触れられてないので。私も東劇で観たことがある英国映画で日本で上映され評判になりM・フォンティーン・ファンを広めた歴史的作品と記憶する。特に彼女のための作品”オンディーヌ”と本邦で初めて紹介されたといってもよい”火の鳥”(全幕)は貴重な作品だ。

ゆう 2007年7月25日 15:44

川村さま、補足頂きましてありがとうございます。
タイトルは映画公開時のものを使用したのに、映画公開された事は書き忘れてしまったようです。大変失礼致しました。
映画公開は1961年だったそうで、私は当時は生まれていなかったので、当時の状況をお知らせ頂けた事に感謝しています。どうもありがとうございました。

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