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「白鳥の湖」パリ・オペラ座バレエ(1992)

  • Posted by: ゆう
  • 2004/12/17 21:09|
  • Category: 白鳥の湖

Swan Lake (Le Lac des Cygnes) / Ballet de l'Opera de Paris

白鳥の湖

振付/演出:ウラジーミル・ブルメイステル
主演:マリ=クロード・ピエトラガラ/パトリック・デュポン
収録:1992年7月 パリ・オペラ座バスティーユ / 136分

画像リンク先:amazon.co.jp

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ブルメイステル版。衣装がかなりきらびやかです。個性の強い主役ペアと脇にいる現在のエトワールたちの共演は豪華。

商品情報

クレジット

原振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)、レフ・イワノフ(lev Ivanov)
演出・振付:ウラジーミル・ブルメイステル(Vladimir Bourmeister)
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Peter Ilyitch Tchaikovsky)
制作:パトリス・バール(Patrice Bart)
装置:ロベルト・プラテ(Roberto Plate)
衣装:毛利臣男(Tomio Mohri)
照明:マウリツィオ・モントッビオ(Maurizio Montobbio)
指揮:ジョナサン・ダーリントン(Jonathan Darlington)
演奏:パリ・オペラ座管弦楽団(Orchestre National de L'Opera de Paris)

キャスト

オデット / オディール:マリ=クロード・ピエトラガラ(Marie Claude Pietragalla)
ジークフリート王子:パトリック・デュポン(Patrick Dupond)
道化:エリック・キエレ(Eric Quillere)
ロットバルト:オリヴィエ・パテ(Olivier Patey)
王妃:ヴィヴィアーヌ・デクチュール(Viviane Descoutures)
パ・ド・カトル:カリン・アヴェルティ(Karin Averty)、クロチルド・ヴァイエ(Clotilde Vayer)、ウィルフリード・ロモリ(Wilfried Romoli)、ニコラ・ル・リッシュ(Nicolas le Riche)
王女:ファニー・ガイダ(Fanny Gaida)
村娘:サンドリーヌ・マラシュ(Sandrine Marache)
三羽の大きな白鳥:ナタリー・オーバン(Nathalie Aubin)、アニエス・ルテステュ(Agnes Letestu)、ナタリー・リケ(Nathalie Rique)
四羽の小さな白鳥:サンドリーヌ・マラシュ(Sandrine Marache)、クレールマリ・オスタ(Clairemarie Osta)、セシール・シオー(Cecile Sciaux)、ミテキ・クドー(Miteki Kudo)
花嫁候補たち:ナタリー・オーバン(Nathalie Aubin)、アニエス・ルテステュ(Agnes Letestu)、デルフィーヌ・ムッサン(Delphine Moussin)、ナタリー・リケ(Nathalie Rique)
スペイン:クロチルド・ヴァイエ(Clotilde Vayer)
ナポリ:カロル・アルボ(Carole Arbo)
チャルダッシュ:サンドリーヌ・エノー(Sandrine Henault)、セシール・シオー(Cecile Sciaux)、エルヴェ・ディルマン(Herve Dirmann)、ステファン・エリザベ(Stephane Elizabe)
マズルカ:ファニー・ガイダ(Fanny Gaida)、ウィルフリード・ロモリ(Wilfried Romoli)

# キャストの日本語表記については、仏語表記から推定したものも含まれます。

感想

ロットバルトがオデットを魔法にかけるプロローグがあり、最後は人間姿に戻ってのハッピーエンドでした。衣装が「金鶏」の毛利臣男で、かなり奇抜な印象。道化や王妃もすごいですが、3幕のディヴェルティスマンの色の洪水といったら(男性陣の歌舞伎の隈取りメイクはどうなんだろう?)。あれは色鮮やかだけど相当重そうですねー。セットはその分シンプルで、ある意味毛利さんよりも日本人的で陰影の使い方が印象的でした。湖畔の場面での夜空にぽっかり浮かんだ大きな月がとてもよかったです。もしかして衣装でお金使い過ぎてシンプルにせざるを得なかったとか?(笑)

ピエトラガラは白鳥でも激しい気質が見えかくれして、哀しみや恐れといったものより、もっと毅然とした強さがある感じ。踊りは美しいです。黒鳥のパ・ド・ドゥは圧巻でした。すごくドラマティックだし迫力があってかっこいい。デュポンはそんなにマザコンって感じのない本人の陽気さが透けてみえる王子なんだけど、ピエトラガラのすごみとディヴェルティスマン一味の煽りに我を忘れちゃうのかも。デュポンの方が踊りの見せ場が少なくてとっても残念でした。

あとはやっぱり道化のエリック・キエレにブラボー。他の出演陣もとっても豪華で、見ていて楽しいです。1幕は王子と友人たち貴族の仲間内のお戯れといった感じが楽しかったし、白鳥たちもくほどぴったり揃っていてフォーメーションの美しさが見事でした。ちょっと無機質な感じを受けるのはロシアのメソッドに目が慣れちゃったせいなのかも。3幕の各国の踊りはロットバルトの手下で、特にスペインのクロチルド・ヴァイエの貫禄が印象的。あまりの迫力に笑ってしまいました。かなりドラマティックで、見応えたっぷりです。

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