- 2004/12/06 22:09
- Category: 白鳥の湖
Illusionen - wie Schwanensee(Illusions – like Swan Lake) / Hamburg Ballett(The Hamburg Ballet)
振付/演出:ジョン・ノイマイヤー
主演:イリ・ブベニチェク/カーステン・ユング/エリザベス・ロスカヴィオ/アンナ・ポリカルポヴァ
収録:2001年5月 ハンブルク国立歌劇場 / 本編151分(特典20分)
画像リンク先:amazon.fr 欧州版
コメント
NHK BSでも何度か放映されていますが、アマゾンフランス、アマゾンドイツとハンブルク・バレエのオフィシャルサイト他でオンライン販売されています(PAL盤)。白鳥王と呼ばれるルートヴィヒ2世を題材に借りたバレエ。
商品情報
<欧州向け>DVD(EMI)
フォーマット:PAL、リージョン:2(以外は不明)、画面サイズ:16:9、音声:DD5.1
DVD特典映像:ジョン・ノイマイヤーのインタビュー(英語 / 8分25秒、独語 / 11分20秒)、ダンサー・プロフィール、あらすじ、衣装と装置紹介
クレジット
振付:ジョン・ノイマイヤー(John Neumeier)
「第2の追憶」原振付:レフ・イワノフ(Lev Ivanov) / 再構成協力:アレクサンドラ・ダニロワ(Alexandra Danilova)
「第3の追憶」グラン・パ・ド・ドゥ 原振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)、レフ・イワノフ(Lev Ivanov)
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Peter Ilyitch Tchaikovsky)
美術:ユルゲン・ローズ(Jurgen Rose)
指揮:ヴェロ・パーン(Vello Pahn)
演奏:ハンブルグ交響楽団(Hamburg Symphonic Orchestra)
キャスト
王:イリ・ブベニチェク(Jiri Bubenicek)
影:カーステン・ユング(Carsten Jung)
ナタリア姫:エリザベス・ロスカヴィオ(Elizabeth Loscavio)
オデット:アンナ・ポリカルポヴァ(Anna Polikarpova)
アレキサンダー伯爵:アレクサンドル・リアブコ(Alexandre Riabko)
クレア妃:シルヴィア・アッツォーニ(Silvia Azzoni)
ジークフリート王子:ヤチェック・ブレス(Jacek Bres)
王の母:アンナ・グラブカ(Anna Grabka)
レオポルト王子:ロイド・リギンズ(Lloyd Riggins)
大工の棟梁:ピーター・ディングル(Peter Dingle)
蝶:ラウラ・カッツァニガ(Laura Cazzaniga)
4羽の小さな白鳥:シルヴィア・アッツォーニ(Silvia Azzoni)、イザベラ・ミレウスカ(Izabella Milewska)、アデラ・ポレルトヴァ(Adela Pollertova)、リサ・トッド(Lisa Todd)
大きな白鳥:ラウラ・カッツァニガ(Laura Cazzaniga)、ナタリア・ホレッチナ(Natalia Horecna)
ボレロ:ナタリア・ホレッチナ(Natalia Horecna)、エミル・ファスクートディノフ(Emil Faskhoutdinov)、アデラ・ポレルトヴァ(Adela Pollertova)、アントン・アレクサンドロフ(Anton Alexandrov)、ニウルカ・モレド(Niurka Moredo)、ヤチェック・ブレス(Jacek Bres)
道化:服部有吉(Yukichi Hattori)、アルセン・メグラビアン(Arsen Megrabian)、ヨハン・ステグリ(Yohan Stegli)、Guido Warsany
カドリーユ:ジョエル・ブーローニュ(Joelle Boulogne)、ウラジーミル・コシチュ(Vladimir Kocic)、イザベラ・ミレウスカ(Izabella Milewska)、Guido Warsany、アデラ・ポレルトヴァ(Adela Pollertova)、アントン・アレクサンドロフ(Anton Alexandrov)
大臣:Jean-Jacques Defago / Paul DeMasson / William Parton / Volker Bruns / Axel Scheibel
コール・ド・バレエ:オデッテ・ボルヒェルト(Odette Borchert)、エレーヌ・ブシェー(Helene Bouchet)、ジョージアナ・ブロードハースト(Georgina Broadhurst)、ピッパ・クック(Pippa Cook)、カトリーヌ・デュモン(Catherine Dumont)、アンヌ=カトリーヌ・ハラー(Anne-Catherine Haller)、Nicole Ham、アンナ・ハウレット(Anna Howlett)、ゲイレン・ジョンストン(Galien Johnston)、ステラ・カナトウリ(Stella Kanatouri)、Alison Kappes、Carly Morgan、清水さくら(Sakura Shimizu)、Jane Standish、Natasha Waldron、ディナ・ツァリポヴァ(Dina Zaripova)、Janton Belis、ロリス・ボナニ(Loris Bonani)、Massimo Garon、Andrzej Glosniak、ヤロスラフ・イワネンコ(Yaroslav Ivanenko)、Milan Jarosch、Maciej Szyszkowski、Dirk Weyershausen
感想
話題の服部有吉さんは大工と道化の中に発見。
題材の取り方や構成など、ノイマイヤーの才能に改めて唸らせられました。またそれを踊るハンブルクのダンサーたちがノイマイヤーの世界を見事に表現しているのですよねー。身体能力も優れているし演じる方もすばらしい。よくぞ映像に残してくれましたという感じ。繰り広げられる世界を見ているだけでも楽しめますが、ルードヴィッヒ2世について知っているとすんなり物語に入っていけると思います。
ダンサー一人一人について書くとしても、ストーリーについて書くとしても、いずれにしてもすごく長くなりそうなのでやめにしますが、適材適所というか、それぞれの役のなりきりぶりもすばらしく目が離せませんでした。策略と淋しさ、すごみ、哀しみといった感情のうずまく王家ととりまきにあって、アレキサンダー伯爵(リアブコ)とクレア妃(アッツォーニ)の育ちのよさとかげりのない陽気さが印象に残ります。もちろん、ブベニチェクやカールステン・ユング、リギンズたちの大きく強い存在感と踊りがあってこそだし、語ると長くなるのはその部分なんですけどね。
ユルゲン・ローズの美術も品があるし、本物のグラス(中味も?)、本物の花束、を小道具に使うのも感心してしまいました。アッツォーニは踊りも一番好みだったかも。
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