Coppelia / K-Ballet Company

coppelia(コッペリア) [DVD]

振付:熊川哲也
主演:神戸里奈/熊川哲也
収録:2004年5月20日 Bunkamuraオーチャードホール / 97分

画像リンク先:amazon.co.jp - DVD

Kバレエの「コッペリア」はある種マッドドクター的なキャシディのコッペリウス博士が絶品。


商品情報

国内|DVD(ポニーキャニオン:PCBX-50643) Release: 2004/11/17

クレジット

原振付
アルチュール・サン=レオン Arthur Saint-Leon
再振付・演出
熊川哲也
音楽
レオ・ドリーブ Leo Delibes
美術
ピーター・ファーマー Peter Farmer
照明
足立恒
指揮
アンソニー・トワイナー Anthony Twiner
演奏
東京交響楽団

キャスト

フランツ
熊川哲也
スワニルダ
神戸里奈
コッペリウス
スチュアート・キャシディ Stuart Cassidy
祈り
康村和恵

感想

すごーく楽しみました。熊川さんは王子より街のやんちゃ坊主のほうがずーっとお似合いで、ここまでわかりやすい性格のフランツになっていることに感心。その「ついフラフラと」いく性格をよく表しているのが1幕のジプシーに悩殺されるところ。これはロイヤル版ではペザントの女性と仲良く踊ったフランツがスワニルダに怒られるのですが、熊川版ではジプシーのお色気たっぷりの女性にちょっかいを出されて鼻の下を伸ばしちゃうのです。ジプシーを踊った吉田さんも迫力がありましたし、演出としても上手いと思いました。

神戸さんのスワニルダは、かわいらしさと勝ち気なところと好奇心旺盛なところのバランスが絶妙。表情が豊かでとてもキュートでした。踊りもはじけるような元気さで、スワニルダにはぴったりだと思います。そしてキャシディのコッペリウスも大熱演でした。コッペリウスに感じる物悲しさというのがなくて、逆に人形作りに飽くなき情熱をそそぐところに逞しさを感じさせるのも気にいりました。それと、メジャーでスワニルダの寸法を測るパ・ド・ドゥは上手すぎて笑ってしまいました。こういうのを考えつく熊川さんも踊りこなすキャシディも素晴らしい。

3幕には「シルヴィア」パ・ド・ドゥの曲も使われていました。「祈り」と「ブライドメイド」の踊りは熊川さんが振付したそうですが、康村さんはスタイルはとってもよいのですが、踊りのアクセントというか見得きりのようなところが「祈り」には合わないんじゃないかなーと思ったり。ブライドメイドのセンター、長田さんは安定していて美しかったです。そうだなー、キーロフ版やパリ・オペラ座バレエ学校版よりもこちらの方がプロダクションとしては好きかもしれません。

この記事の更新履歴

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  • 2009.12.09 - セブンアンドワイ→セブンネットショッピングに変更
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