- 2004/11/25 21:57|
- Category: 眠れる森の美女|
The Sleeping Beauty / Het Nationale Ballet
振付:ピーター・ライト
主演:ソフィアン・シルヴ/ガエル・ランビオット
収録:2003年 アムステルダム音楽劇場 / 180分(本編139分)
画像リンク先:amazon.co.jp
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* アイヴィによる国内流通版は販売終了
コメント
ピーター・ライト卿による「眠れる森の美女」はDVD2枚組。リラとカラボスはロングドレスの女性で踊りません。現在NYCBで活躍するソフィアン・シルヴがオーロラ姫。なお、2007年9月に国内版が発売されますが、私の感想は海外版を見てのものです。
商品情報
<国内向け>DVD(クリエイティブ・コア:TDBA-5003)
フォーマット:NTSC、リージョン:2、画面サイズ:16:9、音声:LPCM Stereo, DTS5.1
<海外向け>DVD(Opus Arte/クリエイティブ・コア:OA0904D)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:16:9、音声:DTSサラウンド / LPCMステレオ
特典映像:「全ての人は魔法を愛す」(妖精物語の短編映画) / 「物語は彼らの手中に」(サー・ピーター・ライトがパントマイムについて語る) / 「クリスタル・カット・ダイアモンド」(リハーサルでのサー・ピーター・ライト) / 「アイ・ゴット・スタック」(ソフィアン・シルヴのポートレート) / キャスト・ギャラリー
クレジット
原振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)
振付・演出:ピーター・ライト(Peter Wright)
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Peter Ilyitch Tchaikovsky)
美術:フィリップ・プラウズ(Philip Prowse)
照明:ヤン・ホフストラ(Jan Hofstra)
指揮:エルマーノ・フローリオ(Ermanno Florio)
演奏:オランダ交響楽団(Holland Symfonia)
キャスト
オーロラ姫ソフィアン・シルヴ(Sofiane Sylve)
フロリムント王子:ゲール・ランビオット(Gael Lambiotte)
リラの精:サラ・フォンテーヌ(Sarah Fontaine)
カラボス:エンリケッタ・キャバロッティ(Enrichetta Cavallotti)
王:Raimondo Fornoni
王妃:Jeanette Vondersaar
カタラビュット:Iqbal Khawaja
6人の妖精:Natalia Hoffmann / Kumiko Hayakawa / Sabine Chaland / Marieke Simons / Marisa Lopez / Britt Juleen
4人の王子:Raphael Coumes-Marquet / Felipe Diaz / Alexander Gouliaev / Nicolas Rapaic
伯爵夫人:Kumiko Hayakawa
王子のお世話係:Janusz Madej
フロリナ王女:Sabine Chaland
青い鳥:Sefton Clarke
白い猫:Rosi Soto
長靴を履いた猫:Steven Etienne
あかずきん:Laura Benningshof
狼:Arij van Giesen
パ・ド・カトル:Natalia Hoffmann / Felipe Diaz / Marisa Lopez / Mathieu Gremillet
感想
ピーター・ライトの演出に興味があったので買ってみました。ちょっと高いなーと思っていたら2枚組で、1枚目に本編のプロローグ / 1幕(61分)とキャスト・ギャラリー、2枚目に本編の2幕 / 3幕(74分)と他の映像特典が入っていました。盛りだくさんなのはいいのですが、本編が2枚に分かれているのはちょっと面倒かも。
(2007.08追記:2007年9月発売の国内版は、本編ディスクと特典ディスクという内訳にするそうです。その方がスマートですよね!)
衣装装置ともひたすら重厚で豪華。リラの精とカラボスがロングドレスの女性、というプロダクションです。2幕に多く特色が見られておもしろかったです。お城へ入っていく時の様子も他の版よりしっかり描写されているのですが、カラボスが女性だったせいか王子がカラボスと戦うというよりも、リラの精がカラボスを退けつつ王子をオーロラ姫のもとまで導く感じ。なので、あまり王子の男らしさを強調する部分がありません(笑)
オーロラが王子のキスで目覚めた後にちょっと恥じらう様子などがあるのも(原作とは違うにしろ)納得のいく演出だったと思います。間奏として使われるヴァイオリンのソロを100年の眠りから覚めたオーロラと王子とのパ・ド・ドゥに充てているのはとてもロマンティックでした。他にもいろいろ違いはありますが、挙げて行くときりがないので(笑)。
シルヴはクリスピーで技術的にも安定したダンサーなので、見ていて小気味よさを感じます。が一般的なオーロラのイメージよりは少しパワーが勝っているかも。現代っ子のオーロラに見えました。王子のランビオットは恵まれたプロポーション。技術もかなり高いのではないかしら。ちょっともっさりした感じですけど・・・シルヴよりもクラシックよりのダンサーに見えました。他に目についたところでは、青い鳥のセフトン・クラークがよかったです。全体的に大人っぽい雰囲気のカンパニーでコンテンポラリーも強そうな印象を受けました。
長くなりましたがあと少し。映像特典の中で、オランダの小学生たちにバレエ団から派遣された先生が「眠り」のワークショップを行っているのが映っていました。そうやってバレエの世界に触れた小学生たちが劇場に招待され、生オケと舞台上のダンサーたちと共に、習った振りを一斉に披露する、という映像も。これってなんかスゴクいいですよねー。他に、NYCBへ移籍したシルヴのドキュメンタリーも。NYCBのレッスンには今もバリシニコフが参加しているのですねー(映ってました)。それと、オランダ国立時代に踊ったと思われる「精神の不安定なスリル」も一瞬映っていました(似合いそう!)。
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