- 2004/11/22 18:04
- Category: くるみ割り人形
Casse-Noisette(The Nutcracker) / Bejart Ballet Lausanne
振付:モーリス・ベジャール
主演:ダマース・ティース/エリザベット・ロス/ジル・ロマン
収録:2000年 パリ・シャトレ座 / 102分(本編)
画像リンク先:amazon.co.jp
コメント
ベジャールのノスタルジーに溢れた、独特な味わいの「くるみ」。
商品情報
<国内向け>DVD(クリエイティブ・コア:TDBT-67)
フォーマット:NTSC、リージョン:2、画面サイズ:16:9、音声:LPCM Stereo, DD5.1, DTS5.1
<北米向け>DVD(Image Entertainment:ID0090RADVD)
フォーマット:NTSC、リージョン:1、画面サイズ:16:9、音声仕様不明
<欧州向け>DVD(TDK Music Video:DV-BLBNC)
フォーマット:PAL、リージョン:0、画面サイズ:16:9、音声:LPCM Stereo, DD5.1, DTS5.1
特典映像:「ビハインド・ザ・ステージ」(22分)ベジャールやメイナ・ギールグッド、ジル・ロマン、キャスリン・ブラッドネイ、小林十市、エリザベット・ロス、アンナ・デ・ジョルジ、クレマン・ケロル、イヴェット・オルネなどのインタビューなど。
クレジット
演出・振付:モーリス・ベジャール(Maurice Bejart)、マリウス・プティパ(Marius Petipa)
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Peter Ilyitch Tchaikovsky)
舞台装置:ロジェ・ベルナール(Roger Bernard)
衣装:アンナ・デ・ジョルジ(Anna De Giorgi)、ジャン=ポール・ゴルティエ(Jean-Paul Gaultier)〜E.オルネ用
照明:クレマン・ケロル(Clement Cayrol)
指揮:エドモン・コロマー(Edmon Colomer)
演奏:コロンヌ管弦楽団(Orchestre Colonne)
キャスト
ビム(息子):ダマース・ティース(Damaas Thijs)
エル(母):エリザベット・ロス(Elisabet Ros)
マリウス・プティパ(メフィスト):ジル・ロマン(Gil Roman)
猫のフェリックス:小林十市(Juichi Kobayashi)
クロード(妹、プチ・ファウスト):クリスティーヌ・ブラン(Christine Blanc)
光の天使:ジュリアン・ファヴロー(Julien Favreau)、ティエリー・デバル(Thierry Deballe)
妖精:キャスリン・ブラッドネイ(Kathryn Bradney)、カトリーヌ・ズアナバール(Catherine Zuasnabar)
仙女 / 花のワルツ:イヴェット・オルネ(Yvette Horner)
スペインの踊り:Christophe Garcia、ロジャー・カニンガム(Roger Cunningham)、Alberto Pineda Mier
中国の踊り(チアリーダー):Audrey Fayte
自転車乗り:Michael Pomero、Roberto Forleo、バプティスト・ガホン(Baptiste Gahon)
アラビアの踊り:ジル・ロマン(Gil Roman)、エマ・サンダル(Emma Sandall)、カルリーヌ・マリオン(Karline Marion)
ロシアの踊り:ヴァレリー・ルノー(Valerie Renault)、イゴール・ピオヴァノ(Igor Piovano)
フェリックスと友人たち:Xavier Gobin、ロジャー・カニンガム(Roger Cunningham)、Alberto Pineda Mier、Christophe Garcia
グラン・パ・ド・ドゥ:クリスティーヌ・ブラン(Christine Blanc)、ドメニコ・ルヴレ(Domenico Levre)
# キャストの日本語表記については、英語表記から推定したものも含まれます。
感想
キャストを見てわかるように、くるみ割り人形もクララもドロッセルマイヤーも登場しません。プティパへのオマージュであり母へのオマージュであり自分の子供の頃をなぞった作品でもあるようです。ビム役のダマース・ティースを見ているとちょっぴり切ない気持ちになるのは、ベジャールの子供時代に共感するというよりも少年少女時代独特の感情に共鳴するからなのかしら。それともベジャールの心の中の宝物に触れたから?
個人的なノスタルジー、ではあるけれど、観客の前の次々繰り出される場面が意外性に富んで楽しいのは、ベジャールのサービス精神かな。ボーイスカウト姿(でも上半身は裸にスカーフ)の少年たちが、「ラ・バヤデール」の影の王国よろしくアラベスク・パンシェで次々出てくるところは楽しかった。舞台もカラフルで、床が白なので余計に光あふれる印象が残ります。鏡や大きなビーナス像などの装置の使い方も好きだし、イヴェット・オルネの鮮やかなトリコロールカラーのドレス(ゴルティエ)が彼女のオレンジ色の髪に合ってステキだった。イヴェット・オルネの奏でるアコーディオンの音は煌めきと少しの哀愁があって、、ベジャールの「くるみ」にぴったり。
そして、ベジャール・ダンサーたちの稀有の存在感。もうたぶん生で見ることはかなわない小林十市のフェリックスのしなやかさ、映像に残してくれてありがとう。ロスもロマンも最高。だけど、やっぱり光の天使・ファヴローのゴージャスさがたまりません(笑)
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