- Created: 2004/10/31 13:30|
- Last Modified: 2009/11/22|

出演:ガリーナ・ウラノワ 他
収録:1997年 / 39分
録画
NHK BS2では吹替、CSシアターテレビでは字幕で放映された映像。ダンサー時代の話にも、教師としての話にも重みがあります。
クレジット
司会:ガリーナ・ムシャンスカヤ
話:ガリーナ・ウラノワ Galina Ulanova
収録
- 「白鳥の湖」 Swan Lake
- 練習風景
- 「ロミオとジュリエット」 Romeo and Juliet
- 「バフチサライの泉」 The Fountain of Bakhchisarai
- 「エレジー」 Elegie
- 「ジゼル」 Giselle
- 「ショピニアーナ」 Les Sylphides, Chopiniana
- 「瀕死の白鳥」 The Dying Swan
感想
ご本人の映像が多数残っているんですね。さすが一世代のロシアを代表する大バレリーナです。スタジオでのリハーサルでも叙情性があって泣きたくなる程美しい。ウラノワはボリショイに移籍してもしばらくは、10年一緒に踊ったパートナーであるセルゲーエフに慣れた自分を痛感したそうですし、セルゲーエフに至ってはその後2度とロミオ役は踊らなかったそうです。「君はボリショイで別のロメオと踊っているけど、僕にはジュリエットがいないんだ」と言ったとか。それも納得する位、2人のパートナーシップは空気のように自然です。
映像の中に、ウラノワがアンドリス・リエパとどなたか女性ダンサーの「ロミジュリ」を指導しているところがあるのですが、あのバルコニー・パ・ド・ドゥで男性の胸にリフトされるところを実演するウラノワは驚異的です。亡くなられる数年前の映像と思いますが、リエパの胸の上で、手を離してすっと上体をまっすぐにするんですよ。コツがあるのでしょうが、それにしてもスゴい。
このドキュメンタリーでのウラノワはとても能弁です。それは、バレエ界の後輩たちに教えるべき財産をたくさん抱えているという自覚から来ているように思えました。映像だけでなく彼女が語る言葉も、このドキュメンタリーの大きな見所です。
- Category: ボリショイ・バレエ, マリインスキー・バレエ(キーロフ), シリーズ:ロイヤル・ボックス