Giselle / The Tokyo Ballet

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振付:レオニード・ラヴロフスキー
主演:アレッサンドラ・フェリ/マニュエル・ルグリ
収録:1996年7月27日 ゆうぽうと / 110分

録画

NHKで放映。フェリとルグリの組み合わせが新鮮でした。それと、東京バレエ団のみなさんの顔ぶれも今と少し違うのが(当然ですけれど)不思議な感じです。


クレジット

振付
レオニード・ラヴロフスキー Leonid Lavrovsky
音楽
アドルフ・アダン Adolphe Adam
美術
ニコラ・ベノワ Nicola Benois
照明
高沢立生
衣装
宮本宜子
指揮
ミッシェル・ケヴァル Michel Queval
演奏
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 Tokyo City Philharmonic Orchestra

キャスト

ジゼル
アレッサンドラ・フェリ Alessandra Ferri
アルブレヒト
マニュエル・ルグリ Manuel Legris
ヒラリオン
木村和夫
バチルド姫
吉岡美佳
クールラント公爵
新井光紀
アルブレヒトの従者
森田雅順
ジゼルの母
橘静子
ペザント・パ・ド・ドゥ
佐野志織 / 後藤晴雄
ミルタ
井脇幸江
ドゥ・ウィリ
佐野志織 / 岩本小百合

感想

ルグリの役作りはとても明確で1つ1つの所作にそれが現れていて見事でした。ジゼルに逢いたい気持ちで弾け飛んでくるアルブレヒトもいるけれど、このときのルグリは他人の目を気にしながらお忍びで現れる人。明らかに身分が高い人なので、ウィルフリードも口答えできないのね。立ち居振る舞いも村人とは大違いのエレガントさだし、ジゼルの手を取る仕草1つ取っても艶っぽくてドキドキしちゃう程。ここまでひたすらジゼルに迫るアルブレヒトというのは初めて見たかも。

普通なら「気付くでしょー」なアルブレヒトの正体も、そんな風に熱いアプローチを受けたらジゼルだってドキドキしてのぼせちゃうよねー、罪作りなオトコだわアルブレヒトって、と納得しちゃう。1幕のフェリはそのドキドキ感の表現がさすが。熱くなった恋心だけに狂乱の場も激しくて痛々しい幕切れでした。

2幕のルグリは踊りがすばらしかったです。その分ちょっと演技(というか踊ってる以外の時)に物足りなさを感じてしまって・・・欲張りだと自分でも思うんですが。今の彼だったらどんな風にアルブレヒトを生きるのでしょうね。フェリのジゼルは何度か見たことがあるせいか、ルグリにばかり注目しちゃいました。思えばパリ・オペダンサーの「ジゼル」を見るのも初めてのような気がするので、新鮮だったのかもしれませんね。