- 2004/10/03 22:37|
- Category: バレエ団のドキュメンタリー|

製作:マイケル・ナン、ウィリアム・トレヴィット
収録:1997 - 1999年 / 94分(各23〜24分)
録画
コメント
CSで録画。マイケル・ナンとウィリアム・トレヴィットが自分たちでカメラを回して制作したドキュメンタリー。ちょうど王立歌劇場の改装や予算削減などの問題があった時期で、とても生々しいやりとりが記録されています。反面ダンサーたちの飾らない一面も見られて、彼らが身近にも感じられます。
クレジット
協力:ロイヤル・バレエ
撮影:マイケル・ナン(Michael Nunn)、ウィリアム・トレヴィット(William Trevitt)
出演:ウィリアム・トレヴィット / マイケル・ナン / アンソニー・ダウエル / ダーシー・バッセル / クリストファー・カー / アンソニー・ボーン / クリストファー・サンダース / イレク・ムハメドフ / スラミフィ・メッセレル / スチュワート・キャシディ / ルーク・ヘイドン / ジョナサン・コープ / モニカ・メイスン / 蔵健太 / ジェリー・ダグラス / メアリー・アレン(ロイヤル・バレエ・ディレクター) / ウィリアム・タケット / エリザベス・マッゴリアン / ベリル・グレイ / マシュー・デュボル / ウェイン・スリープ / デヴィッド・ピカリング / ブルース・サンソム / サラ・ウィルドー / デボラ・ブル / 熊川哲也 など
内容
- #1
- 1997年7月14日ロイヤル・オペラ・ハウス「クロージング・ナイト・ガラ」
- 「眠れる森の美女」リハーサル(舞台が狭い、床がひどい、シューズが汚れる、、、)
- #2
- アンソニー・ボーンの引退と最後の舞台(ラストのリラの精)
- レッスンウェアの規制の話
- ニネット・ド・ヴァロワの誕生日記念公演とそのリハーサル(チェックメイト、道楽者のなりゆき)
- #3
- アシュレイ・ペイジの振付作品「チーティング・ライング・スティーリング」
- ニネット・ド・ヴァロワ100歳誕生日記念のロイヤル・バレエ・スクールでの本人を迎えての公演 (誕生日の贈り物)小林紀子さんも写っていた〜
- マダム・タッソー蝋人形館でダーシー・バッセルの蝋人形公開
- シーズンの終わりはダンサーとのお別れ
- シーズンオフさなかの緊急召集
- 重大発表はもうすぐ
- #4
- 改装の進捗状況と組合の交渉
- Kバレエカンパニーへの移籍
- 「ソーダスト・アンド・ティンセル」(ペイジ振付)
- フェアウェル・パーティ
感想
ロイヤル・オペラハウスの改装と内部のごたごたがあった時期に、当時ロイヤルのプリンシパルだったマイケル・ナンとウィリアム・トレヴィットが自分たちで機材を買ってきて撮影したドキュメンタリー。CSで何度か放映されています。撮影当時バレエはほとんど興味のなかった私ですら、熊川哲也がロイヤルを退団する時に男性ソリストを5人も引き抜いたという話は聞いた覚えがあるので、当時の(その辺の世論はここには収録されていないけれど)騒ぎの大きさは想像に難くありません。ましてや、ロイヤルオペラハウスの改装と内部の財政問題はイギリスの大衆紙の格好のネタだったでしょうから。
このドキュメンタリーも、話の中心は改装中のツアーの話や、ディレクター陣の刷新による新しい規則や就業条件を話し合う組合、、そういうヘビーなものです。そういう難しい時期にダンサーが内側から撮影したもの、という意味でもかなり興味深いですが、それ以外の部分もとっても面白いです。彼らが他のダンサーや教授陣にも愛されているのがよくわかるし、退団するアンソニー・ボーンがリラの精になるためのメイクをして舞台に立つ様子まで、というのは一見の価値ありかも。ロイヤルのダンサーたちの職業意識とかもかいま見られて面白かったです。
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