- 2004/09/07 13:36|
- Category: 作品のドキュメンタリー|
Petrouchka : Journal d' une choregraphie

出演:ジョン・ノイマイヤー、パトリック・デュポン
制作:制作年不明 / 53分
画像リンクなし
コメント
VHS購入。パトリック・デュポンがエトワールになって間もない1982年に撮影されたドキュメンタリー。ノイマイヤーがパトリック・デュポンに作品を振付けていく過程を収めたもの。
商品情報
<国内向け>VHS(新書館)
フォーマット:NTSC、画面サイズ:4:3、音声:モノラル
クレジット
監督:ドミニク・ドルーシュ(Dominique Delouche)
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky)「ペトルーシュカ」
ピアノ:ベルナール・ランゲイッセン(Bernard Ringeissen)
出演:パトリック・デュポン(Patrick Dupond)、ジョン・ノイマイヤー(John Neumeier)
内容
- 操り人形(Le Pantin)
- 目に見えない魔術師(Le Magicien Invisible)
- 一歩一歩(2 eme journee : Pas a Pas)
- 主人の目、奴隷の手(l'Oeil du Maitre, le Main de l'Esclave)
- 疲労の果てに(3 eme journee : au dela de la fatigue)
- パ・ド・ドゥのプラン(4 eme journee : ebouche du pas-de-deux)
- 役の交換(Renversment des roles)
- 肉体と精神の愛憎(5 eme journee : Animus-Anima l'amour-haine du corps et de l'esprit)
- 奴隷の復讐(仮の)(6 eme journee : La Revanche ((Provisoire)) de l'esclave)
- 永久運動(7 eme journee : Mouvement Perpetual)
感想
この撮影にあたってノイマイヤーは「何のリハーサルもせずに撮影すること、デュポンには振付の主題やその音楽さえも前もって知らせないこと」を求めたそうです。つまり、この映像に収められているそのものが、実際の振付現場ということですよね。
まず冒頭に、ノイマイヤーとピアノ奏者ランゲイッセンの細かい打ち合わせが見られます。ノイマイヤーの音楽性を感じられる映像であると共に、ランゲイッセンも独創的な奏者だと思いました。その後に続く振付の場面は、ペトルーシュカ(ノイマイヤーはダンサーと設定している)とムーア人 / 魔術師(二役が重なる設定)がノイマイヤーでパ・ド・ドゥを完成させようとしています。ノイマイヤーの振付手法も興味深いし、デュポンとノイマイヤーが踊る肉体的にハードそうなパ・ド・ドゥも完成形を見たいなーと思わせます。
そして、いつも茶目っ気たっぷりなデュポンが、ノイマイヤーとの共同作業に真剣に取り組むのを見られるのもよいですね。最後に通して踊ってみた後、ノイマイヤーが「うん、悪くない。形はできたからこれから練習しなきゃ!」と言った時の、デュポンの「マジ?」みたいなずっこけぶりがキュートでした。結局、この作品はデュポンによって踊られることはなかったと聞いたのですが、それが本当だとしたら、本当に惜しいですね。