- 2004/01/14 22:09|
- Category: 女性ダンサーのドキュメンタリー|
Suzanne Farrell : Elusive Muse
出演:スザンヌ・ファレル、ジャック・ダンボワーズ、アーサー・ミッチェル 他
制作:1996年 / 84分
画像リンク先:amazon.co.jp 北米版
コメント
CSで録画。スザンヌ・ファレルのドキュメンタリーですが、大部分がバランシンにかかわる話でした。映像としても貴重なものがたくさん盛り込まれています。
商品情報
<北米向け>DVD(Winstar Home Entertainment)
フォーマット:NTSC、リージョン:0
クレジット
監督:ANNE BELLE / DEBORAH DICKSON
出演:スザンヌ・ファレル(Suzanne Farrell) / ドナ・ホリー(Donna Holly,スザンヌの母) / ジャック・ダンボワーズ(Jacques d'Amboise) / アーサー・ミッチェル(Arthur Mitchell) / ポール・メヒア(Paul Mejia) / エドワード・ヴィレラ(Edward Villella) / モーリス・ベジャール(Maurice Bejart)
収録
- 「ピアノとオーケストラのためのムーヴメンツ」リハーサル(1963)
- 「瞑想」ジャック・ダンボワーズ / スザンヌ・ファレル
- ジョージ・バランシンによるレッスン風景(1965)
- 「アポロ」ジャック・ダンボワーズと
- 「モニュメンタム」マリア・カレガリ(Maria Caligari)へのリハーサル
- 「ドン・キホーテ」パ・ド・ドゥ / ジョージ・バランシン(George Balanchine)と
- 「ドン・キホーテ」ソロ
- 「スコッチ・シンフォニー」ソロ
- 「夏の夜の夢」コンラッド・ラドロー(Conrad Ludlow、タイターニアのキャバリエ)、リチャード・ラップ(Richard Rapp、ボトム)と
- 「10番街の殺人」エレーヌ・アレキソポウロス(Helene Alexopoulos)へのリハーサル
- 「10番街の殺人」アーサー・ミッチェルと
- 「コンチェルト・バロッコ」コンラッド・ラドローと
- 「ロミオとジュリエット」ジョルジュ・ドン(Jorge Donn)と
- 「ツィガーヌ」イザベル・ゲラン(Isabelle Guerin)、ジャン=イヴ・ロルモー(Jean-Yves Lormeau)へのリハーサル
- 「ツィガーヌ」ピーター・マーティンス(Peter Martins)と
- 「ダイアモンド」ピーター・マーティンスと
- 「ダヴィッド同盟舞曲集」ジャック・ダンボワーズと
- 「モーツァルティアーナ」スーザン・ジャフィ(Susan Jaffe)へのリハーサル
- 「シャコンヌ」ピーター・マーティンス
- 「シャコンヌ」マリー=クリスティーヌ・ムイ(Marie-Christine Mouis)へのリハーサル
感想
スザンヌ・ファレルとジョージ・バランシンというと、どうしても「ダンサーと振付家」以外に「家庭のある男と40歳下の女」という部分にも話が及ぶのは致し方ないのでしょう。いろんな角度から「ファレル本人」「バランシンその人」「2人の関係」について語られていて、ある側面ではワイドショー的なところがあります(ファレルのお母さんもけっこう強烈)。ここで語られるバランシンは人間臭くて「しょうがないおっちゃんだなー」と思えてきます。当人たちには泥沼だったでしょうけどね。
このドキュメンタリー撮影時、ファレルは50歳を過ぎていたのではないかと思いますが、リハーサルでダンサーと共に動く姿はその年とは思えません。綺麗だわ〜。スタジオにいる彼女は「バランシンを後世に伝える名ダンサー」としての輝きがあります。自宅(?)で語る彼女の表情は、女性としての面が強く出ていて、その表情の違いが印象的。バランシンとの関係がつらいときもバレエを踊れば忘れていられた、という現役時代の気持ちが、今も続いているのでしょうか。
収録された映像の中で強烈な印象を残すのは「ドン・キホーテ」のソロ。すごすぎます。そして、ジョルジュ・ドンと踊ったベジャール版の「ロミオとジュリエット」も。どの映像も短い抜粋なのが本当に残念。
- Newer: 「放蕩息子」パリ・オペラ座バレエ(2001)
- Older: 「カルメン組曲」ボリショイ・バレエ(1976)
