- Created: 2004/01/13 21:09|
- Last Modified: 2009/09/11|
Carmen Suite / The Bolshoi Ballet

振付:アルベルト・アロンソ
主演:マイヤ・プリセツカヤ/アレクサンドル・ゴドゥノフ
収録:1976年 / 44分
録画
シアテレで「ロシアバレエのスターたち #6」として放映されていたものです。市販されている映像とはキャストが違ってこちらのホセがゴドゥノフ。そして、そのゴドノフが素敵なんだなー。
クレジット
振付:アルベルト・アロンソ Alberto Alonso
音楽:ジョルジュ・ビゼー Georges Bizet / ロディオン・シチェドリン Rodion Shcehdrin
美術:ボリス・メッセレル Boris Messerer
監督:F.スリドフケル
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー Gennady Rozhdestvensky
演奏:ボリショイ劇場アカデミー・オーケストラ
出演
カルメン:マイヤ・プリセツカヤ Maya Plisetskaya
ホセ:アレクサンドル・ゴドゥノフ Alexander Godunov
エスカミーリョ:セルゲイ・ラドチェンコ Sergei Radchenko
ツニガ:ヴィクトール・バリキン Victor Barykin
運命:ロイパ・アラウホ Loipa Araujo
煙草工場の女たち:リュドミラ・ヴラソワ Ludmila Vlasova / K.リャビンキナ K. Riabinkina / A.フョードロワ A. Fyodorova
感想
この映像の白眉は何と言ってもゴドゥノフ!彼は亡命後俳優として有名になっちゃいましたが、手脚が長くてかっこいいダンサーですよねー。空間を大きく使う、私のとても好きなタイプで見ほれました。サポートも上手いし、ピルエットなども軸がまっすぐだからいつまででも回ってる感じ。同じ役を踊る首藤康之やマッシモ・ムッルのように「これまで真っ当に生きてきた男が道を踏み外した哀愁(?)」はなくて、育ちのよさと若い素直さがあって、だからカルメンが急に自分から去ってしまうのが理解できない、という感じ。見慣れたホセ像ではないのでドラマが伝わりにくいかも。
日本語のクレジットにはツニガ役が出ていませんでしたがロシア語から検索すると、どうもエスカミリオがラドチェンコでツニガがバリキンのようです。バリキンもゴドゥノフに負けないプロポーションの持ち主で、2人が一緒に踊るととても迫力がありました。エスカミーリョ役のラドチェンコもプリセツカヤの貫禄にはかなわないので一緒に踊ると翻弄される若造のよう(笑)。運命役のロイパ・アラウホは振付家のお膝元キューバのダンサーですから踊り慣れた役なのでしょう、四肢の表現力が豊かでした。
全体に「マイア姐さんに翻弄される若者たち」のカルメンでしたが、彼女はこの映像のに御年50歳!全くそのようには見えませんが、一緒に踊るダンサーとの経験の差、迫力の差は致し方ないでしょうね。
- Newer: 「スザンヌ・ファレルの回想」(1996)
- Older: 「ヴィオレットとミスターB」(2001)