- 2004/01/09 16:19|
- Category: 振付家のドキュメンタリー|
Dancing for Mr. B : Six Balanchine Ballerinas
出演:マリィ・モーラン、マリア・トルチーフ、メリッサ・ヘイドン 他
制作:1989年 / 82分
画像リンク先:amazon.co.jp 海外版
コメント
CSにて録画。市販のビデオは輸入版なので字幕なしだと思います。6人のバランシン・バレリーナへのインタビューと上記映像、写真、それとマリィ・モーランやタナキル・ル・クラークが踊る映像の断片、トルチーフたちが後進に指導する様子などから構成されたドキュメンタリー。
(2008.08.07 追記) 2008年9月にKulturから海外版DVDが発売となります。
商品情報
<北米向け>DVD(Kultur Films:D4407)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:4:3、音声:DD2.0
クレジット
制作・監督:Anne Belle
マリィ・モーラン(Mary Ellen Moylan) / マリア・トルチーフ(Maria Tallchief) / メリッサ・ヘイドン(Melissa Hayden) / アレグラ・ケント(Allegra Kent) / メリル・アシュレイ(Merill Ashley) / ダーシー・キスラー(Darci Kistler)
収録
- 「セレナーデ」
- 「くるみ割り人形」マリィ・モーラン
- 「フォー・テンペラメント」マリィ・モーラン、Fred Danieli
- タナキル・ルクラーク(Tanaquil Le Clercq)の踊る映像
- 「火の鳥」マリア・トルチーフ、Michael Maule
- 「コンチェルト・バロッコ」ダイアナ・アダムス(Diana Adams)、タナキル・ルクラーク
- 「スコッチ・シンフォニー」マリア・トルチーフ、アンドレ・エグレフスキー(Andre Eglevsky)
- 「ドン・キホーテ」マリア・トルチーフ
- 「スターズ&ストライプス」メリッサ・ヘイドン
- 「アゴン」アレグラ・ケント、アーサー・ミッチェル(Arthur Mitchell)
- 「シンフォニーin C」アレグラ・ケント、コンラッド・ラドロー(Conrad Ludlow)
- 「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」メリッサ・ヘイドン、エドワード・ヴィレラ(Edward Villella)
- 「アポロ」スザンヌ・ファレル、ピーター・マーティンス(Peter Martins)
- 「シンフォニーin C」アレグラ・ケント
- 「バロ・デラ・レジーナ」メリル・アシュレイ
- 「白鳥の湖」2幕 ダーシー・キスラー、Cornel Crabtree
- 「フォー・テンペラメント」メリル・アシュレイ、Daniel Duell
- 「夢遊病の女」ダーシー・キスラー、イブ・アンダーセン(Ib Andersen)
感想
ダンス映像が占める割合はそんなに多くなく、昔の(貴重な資料なんでしょうね)モノクロのものも多いです。年代も彼との距離感もバラバラな6人のバランシン・ダンサーがバランシン、そしてバレリーナとしての自分について語るので、いろんな面がかいま見られておもしろかったです。彼のような大きな存在の振付家は、個々のダンサーに与える影響もケタ違いなんでしょうね。これは確かにバランシンのドキュメンタリーなのですが、6人のバレリーナの生き様を伝える映像そのものだと思いました。
一番若いダーシー・キスラーはこのとき22歳。まだ頬のふっくらした可愛らしさ。彼女のつま先には驚嘆します。バーレッスンで床をなぞるトゥとそれが描くラインの美しさはちょっと忘れられません。彼女が語るバランシンは、憧れの振付家であり指導者なのですが、一緒に仕事するダンサーたちを惹きつける魅力の一端がかいま見られる気がします。
いろいろ印象的なエピソードはある中で、彼のレッスンを受け彼の作品を踊るうちに、ダンサーの体形は彼が理想とする形になっていくのだという話が一番印象的でした。バランシンダンサーだった人たちが言うことなので、もしかしたら、そうなる素材だということをバランシンが見抜いていたのかもしれなくて、そうならない人たちもいたのかもしれませんが、面白い話です。
この記事の更新履歴
- 2008.08.07 - DVD情報追加
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