- 2003/11/20 22:09|
- Category: ガラ公演|
Variety and Virtuosity: American Ballet Theatre Now
出演:フェリ、ボッカ、ジャフィー、カレーニョ、マッケロー、ガードナー、ケント、ヒル、マラーホフ、ヘレーラ、コレーラ、スティーフェル、タトル 他
収録:1997年11月 ニョーヨーク・シティ・センター / 83分
画像リンク先:amazon.co.jp 北米版
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コメント
BSで録画。1998年のガラ公演の映像。演目の合間にダンサーのインタビューや舞台裏の様子が収められていて、ABTのダンサーたちがとても身近に思えます。海外版はリージョンや映像方式の違いで日本の一般的なデッキでは見られません。
商品情報
<国内向け>DVD(新書館)
フォーマット:NTSC、リージョン:2、画面サイズ:4:3、音声:Dolby Digital Mono
<北米向け>DVD(Image Entertainment:ID5799RADVD)
フォーマット:NTSC、リージョン:1、画面サイズ:4:3、音声:Dolby Digital Stereo
<欧州向け>DVD(Arthaus Musik:100128)
フォーマット:PAL、リージョン:2, 5, 6、画面サイズ:16:9、音声:PCM Stereo
クレジット
指揮:ジャック・エヴァリー(Jack Everly)
演奏:アメリカンバレエシアター管弦楽団
収録
- 「眠れる森の美女」からポロネーズ
- 音楽:P.I. チャイコフスキー(P.I. Tchaikovsky)
- 原振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)
- 振付:ケネス・マクミラン(Kenneth MacMillan)
- アメリカン・バレエ・シアター
- 「白鳥の湖」から黒鳥のパ・ド・ドゥ
- 音楽:P.I. チャイコフスキー(P.I. Tchaikovsky)
- 振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)
- スーザン・ジャフィー(Susan Jaffe) / ホセ・カレーニョ(Jose Manuel Carreno)
- 「葉は色あせて」からパ・ド・ドゥ
- 音楽:アントニーン・ドヴォルザーク(Antonin Dvorak)
- 振付:アンソニー・チューダー(Antony Tudor)
- アマンダ・マッケロー(Amanda McKerrow) / ジョン・ガードナー(John Gardner)
- 「残酷な世界」からパ・ド・ドゥ
- 音楽:P.I. チャイコフスキー(P.I. Tchaikovsky)
- 振付:ジェームズ・クデルカ(James Kudelka)
- ジュリー・ケント(Julie Kent) / ロバート・ヒル(Robert Hill)
- 「レマンゾ」
- 音楽:エンリケ・グラナードス(Enrique Granados)
- 振付:ナチョ・ドゥアト(Nacho Duato)
- ウラジーミル・マラーホフ(Vladimir Malakhov) / パリッシュ・メイナード(Parrish Maynard) / キース・ロバーツ(Keith Roberts)
- 「ロミオとジュリエット」からバルコニーのパ・ド・ドゥ
- 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ(Sergei Prokofiev)
- 振付:ケネス・マクミラン(Kenneth MacMillan)
- アレッサンドラ・フェリ(Alessandra Ferri) / フリオ・ボッカ(Julio Bocca)
- 「ドン・キホーテ」からグラン・パ・ド・ドゥ
- 音楽:ルードヴィヒ(レオン)・ミンクス(Leon Minkus)
- 振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)
- パロマ・ヘレーラ(Paloma Herrera) / アンヘル・コレーラ(Angel Corella)
- 「ブルッフのバイオリン協奏曲第一番から第三楽章
- 音楽:マックス・ブルッフ(Max Bruch)
- 振付:クラーク・ティペット(Clark Tippet)
- アシュリー・タトル(Ashley Tuttle) / イーサン・スティーフェル(Ethan Stiefel)
- ジュリー・ケント(Julie Kent) / ロバート・ヒル(Robert Hill)
- パロマ・ヘレーラ(Paloma Herrera) / キース・ロバーツ(Keith Roberts)
- ヤン・チェン(Yan Chen) / アンヘル・コレーラ(Angel Corella)
他 出演:
Stella Abrera / Jennifer Alexander / Erin Baiano / Tamara Barden / Griff Braun / Ethan Brown / Sandra Brown / Marian Batler / Martha Butler / Michael Cusumano / Irene D'Amestoy / Andrei Dokukin / Elizabeth Ferrell / Erica Fischbach / Elizabeth Gaither / Marcelo Gomes / Stefanie Hamburg / Vladislav Kalinin / Oksana Konobeyeva / Anna Liceica / Clinton Luckett / Katie Lydon / Veronica Lynn / Christopher Martin / Laura Martin / Rebecca Massey / Sara Mau / Eleena Melamed / Anne Milewski / Justin Morris / Gillian Murphy / Michael Owen / Sascha Radetsky / Brian Reeder / Flavio Salazar / Gennadi Saveliev / John Selya / Christin Severini / Ekaterina Shelkanova / Johanna Snyder / Sean Stewart / Stephanie Walz / Yu Xin / Olga Yaroslavtzeva
感想
ポロネーズで華麗に幕をあけるガラは、フェレのドレスをまとったナタリア・マカロワのスピーチから始まる。ちらっと映る客席を見ると1階も2階も後方の席は空いている・・・つまりは、映像化の為の公演ってことなのかな?演目の合間に舞台裏の様子やダンサーたちのインタビューが入るのもABTのダンサーたちを身近に感じさせてくれる要素の1つかもしれない。あんなに華やかで美しいケントがファニーな声でげらげら笑う人だったとは・・・と最初に驚いたのもこの映像だった。
「黒鳥のパ・ド・ドゥ」のジャフィーは、とてもわかりやすい役作り。カレーニョのエレガントでウブな王子っぷりもいい。2人の演技がとっても分かりやすいのも、2人で演じる機会の多い演目だからなのかも。「葉は色あせて」のアマンダ・マッケローにしても、「残酷な世界」のジュリー・ケントにしても、こういった純クラシックではない作品がよく合うと思う。マッケローはチューダーから直接指導を受けたそうだし、ケントが踊ったのは自分に振り付けられた作品だから余計にそう感じさせるのかもしれない。
ドゥアトの「レマンゾ」はすごく好きな作品。ピアノの旋律に乗って踊る男性3人のパ・ド・トロワながら、全然マッチョで男臭いということもなく、とてもロマンティックな作品だと思う。マラーホフ、メイナード、ロバーツ、3人ともとても音楽的だし。
フェリとボッカの「ロミオとジュリエット」は本当に圧巻で言うことなし。何度見ても胸がいっぱいになる。ABTのドキュメンタリー(92年の撮影)に収録されている同じ演目と比べても、舞台は生もの、やっぱりちょっと違ったりしてその辺もおもしろい。ヘレーラとコレーラの「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥは、パワー全開。ラテン系の2人にぴったりの演目で、この2人の「ドンキ」全幕の映像があったら売れるだろうなぁ、と見るたびに思う。私もほしい。
そして最後の「ブルッフのバイオリン協奏曲」もABTドキュメンタリーで使われていた作品。アブストラクトバレエで、どことなくバランシンっぽい。でもとっても美しい作品だった。リーディングカップルのスティーフェルとタトルがよかった。スティーフェルは元バランシンダンサーだし、こういう音符を踊りに置き換えたようなダンスは本当に素敵なのだわ。願わくば、第3楽章だけでなく、他の楽章も見てみたいものです。
