- 2003/11/17 22:32|
- Category: 振付家のドキュメンタリー|
Nacho Duato: JARDI TANCAT

出演:ナチョ・ドゥアト、イリ・キリアン 他
制作:1987年 / 59分
録画
コメント
CSで録画。NDT在籍時代のドゥアトのドキュメンタリー。現役ダンサーながら振付コンクールで優勝して振付家としてのキャリアがスタートした頃に撮影されたもの。キリアンとの会話がなんとも微笑ましかったです。「ジャルディ・タンカート」も全編収録。
収録
- 「兵士の物語」リハーサル(キリアン、ドゥアト)
- 「エーテルの夢」振付:ナチョ・ドゥアト(Nacho Duato) リハーサル
- 「バレエシーン」振付:ハンス・ファン・マーネン(Hans Van Manen)
- 「草の繁る小径」リハーサル
- 「さすらう若者の歌」振付:イリ・キリアン(Jiri Kylian)
- 「ジャルディ・タンカート」
- 演出・振付:ナチョ・ドゥアト
- 音楽:マリア・デル・マル・ボネ(Maria Del Mar Bonet)
- カトリーヌ・アラール(Catherine Allard) / ブリジット・マルタン(Brigitte Martin) / フランス・ネギューン(France Naguyen) / アリー・ウェイナー(Aryeh Weiner) / ライオネル・ホーケ(Lionel Hoche) / フィリップ・テイラー(Phillip Taylor)
感想
「ジャルディ・タンカート」が84年のケルン国際振付コンクールで優勝し振付家としてのキャリアがスタートした後、ダンサー兼振付家の時代に撮影されたもので、ドゥアトの生まれ故郷マドリッドでのNDT公演(彼にとっての凱旋公演)の際の映像なども入っています。冬のオランダで厚着をして街中を自転車で走るドゥアトと、スペインの陽光の中をTシャツでゆったりと歩く彼の対比が印象的でした。
もちろんキリアンとの師弟関係についてもスポットが当たっていて、そちらも興味深いです。「兵士の物語」でのリハーサル終了後に、キリアンに「(リハで使った)袋に何を入れた?ニンニク?」と聞かれ「悪魔だから」と答えるドゥアトのなんというユーモア(笑)。2人でスペインの博物館か何かを散策しながら話す様子は父と息子のようでした。
最後に「ジャルディ・タンカート」のインスピレーションの源となったルビエロス・デ・モラ(姉が住む土地)を訪れ農民たちの仕事ぶりと見せることで、こちらにも作品の世界を理解させてくれます。その後に見る「ジャルディ・タンカート」(全編収録)は知識なしで見るのとは全然違う。よいドキュメンタリーです。