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「マノン」ロイヤル・バレエ(1982)

Manon / The Royal Ballet, Covent Garden

マノン

振付:ケネス・マクミラン
主演:ジェニファー・ペニー/アンソニー・ダウエル
収録:1982年 コヴェント・ガーデン王立歌劇場 / 113分

画像リンク先:amazon.co.jp

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ケネス・マクミランの名作「マノン」。アンソニー・ダウエルのデ・グリューが素晴らしいです。

商品情報

クレジット

振付:ケネス・マクミラン(Kenneth MacMillan)
音楽:ジュール・マスネ(Jules Massenet)
編曲:レイトン・ルーカス(Leighton Lucas)
美術・衣装:ニコラス・ジョージアディス(Nicholas Georgiadeis)
指揮:アシュレイ・ローレンス(Ashley Lawrence)
演奏:ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団(The Orchestra of The Royal Opera House)

キャスト

マノン:ジェニファー・ペニー(Jennifer Penny)
デ・グリュー:アンソニー・ダウエル(Anthony Dowell)
レスコー:デヴィッド・ウォール(David Wall)
ムッシューGM:デレク・レンチャー(Derek Rencher)
レスコーの情婦:モニカ・メイスン(Monica Mason)
監督官:デイヴィッド・ドリュー(David Drew)
マダム:ゲルド・ラーセン(Gerd Larsen)
浮浪者の頭:デイヴィッド・ペドゥン(David Peden)
老紳士:レスリー・エドワーズ(Leslie Edwards)
高級娼婦:サンドラ・コンリー(Sandra Conley)、ジャッキー・タリス(Jacqui Tallis)、Vergie Derman、Laura Connor
女優:ジョアンナ・オルナット(Joanna Allnatt)、ディアドレ・アイドゥン(Deirdre Eyden)、シャロン・マッゴリアン(Sharon McGorian)、クリスティーナ・パーカー(Christina Parker)
紳士:マイケル・バチェラー(Michael Batchelor)、デレク・ディーン(Derek Deane)、ジュリアン・ホスキング(Julian Hosking)
客:クリストファー・カー(Christopher Carr)、アントニー・ドーソン(Antony Dowson)、ギャリー・グラント(Garry Grant)、ロバート・ジュード(Robert Jude)、ロス・マクギボン(Ross MacGibbon)
娼婦:オーナ・ビースン(Oona Beeson)、アンジェラ・コックス(Angela Cox)、リン・ホランビー(Lynn Hollamby)、ジェニファー・ジャクスン(Jennifer Jackson)、ジリアン・キングスリー(Gillian Kingsley)、ジュリー・リンコン(Julie Lincoln)、リンダ・モーラン(Linda Moran)、カレン・ペイジー(Karen Paisey)、ゲイル・タブハウス(Gail Taphouse)、ローズマリー・テイラー(Rosemary Taylor)、ラヴェンナ・タッカー(Ravenna Tucker)、クリスティーヌ・ウッドワード(Christine Woodward)
宿屋の主:ジュリー・ウッド(Julie Wood)
下女:ジュリー・ウッド(Julie Wood)、ジリアン・キングスリー(Gillian Kingsley)

感想

この映像は、アンソニー・ダウエルのデ・グリューにつきるね。ダウエルが難なくこなす振りが、実はとっても難しかったのか!と気付いたのは先日の新国立劇場「マノン」。ダウエルは別格だったのね。美しい脚、その動き、演じる表情。切なくて何度見てもジーンとする、最後の慟哭。降参でございます。レスコーのデヴィット・ウォール。「小」のつかない悪党で、そのしぐさ、表情の1つ1つがたくらみを持つ男って感じ。暴君的で、他の男性といちゃつく情婦を躊躇いなく張り飛ばしたり、自分を仲間だと思ってる浮浪者の頭になれなれしくするなよって感じで突き飛ばしたり。

ペニーのマノンは踊りはとっても素敵。特に手の表情がすばらしくて。マノンの手、マノンの脚。でも、1幕での表情とか視線とかが、どうもピンとこない。最初からスレた女性に見えちゃう。というか、彼女の上目遣いって、媚というよりも「家政婦は見た」みたいなんですけど(ファンの方ごめんなさい〜)。2幕の娼館での様子はいかにも娼婦っぽかったし、それ以降は「汚れた世界に身を売った女」的なところは違和感なしです。

2人のパ・ド・ドゥで私が一番好きなのは、沼地のパ・ド・ドゥ。愛するマノンを失いたくないデ・グリューと、デ・グリューへの愛情と今までの後悔とにあふれたマノンと。お金への執着が消え、命の炎さえ消えかかっているマノンは、姿はボロボロだけどとても気高く見えてくるから不思議。


ちなみに、このバレエ版「マノン」の音楽はオペラのものとは別の音楽を使っているのですが、このバレエ版のCDがDECCAから発売されています。リチャード・ボニング指揮コヴェント・ガーデン王立管弦楽団の演奏ですからお膝元と言ってよいのでは。というか、CDはこれしかないので選択の余地はないのですけどね。いいと思いますよ。

Massenet: Manon

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