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映画「BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界」(1995)

Ballet

BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界

制作:1995年 / 170分

画像リンク先:amazon.co.jp

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フレデリック・ワイズマン監督による、92年のABTを取材したドキュメンタリー映画。170分・2部仕立てという長さ。何かクライマックスがある訳ではなく、ひたすら観察してフィルムに焼き付けていく、という感じ。

商品情報

クレジット

監督:フレデリック・ワイズマン
出演:アレッサンドラ・フェリ / フリオ・ボッカ / スーザン・ジャフィ / アマンダ・マッケロー他

収録

「ジ・アザー」振付:アグネス・デ・ミル(Agnes De Mille)
アグネス・デ・ミル(Agnes De Mille)指導 / テレンス・オー(バレエ・マスター)補佐 / アマンダ・マッケロー(Amanda McKerrow)
パ・ド・ドゥ:アマンダ・マッケロー(Amanda McKerrow) / ヴィクター・バービー(Victor Barbee)
「ラ・バヤデール」振付:ナタリア・マカロワ(Natalia Makarova)
1幕の巫女の群舞:ウェンディ・ウォーカー(Wendy Walker / バレエ・ミストレス)指導
ガムザッティ結婚式のヴァリエーションのリハーサル:ナタリア・マカロワ(Natalia Makarova)指導 / シェリル・イェーガー(Cheryl Yeager)
ニキヤ1幕のヴァリエーションのリハーサル:イリーナ・コルパコワ(Irina Kolpakova)指導 / スーザン・ジャフィ(Susan Jaffe)
「ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番」振付:クラーク・ティペット(Clark Tippet)
デヴィッド・リチャードソン(David Richardson / バレエ・マスター)指導
クリスティーナ・ファガンデス(Christina Fagundes) / ギョーム・グラファン(Guillaume Graffin)
第2楽章アダージョ:スーザン・ジャフィ(Susan Jaffe) / リッカルド・プスタマンテ(Ricardo Bustamante)
「シリアス・プレジャーズ」振付:ユリシーズ・ダヴ(Ulysses Dove)
ユリシーズ・ダヴ(Ulysses Dove)指導 / スーザン・ジャフィ(Susan Jaffe) / イーサン・ブラウン(Ethan Brown)他
「火の鳥」振付:ミハイル・フォーキン(Mikhail Fokine)
ニコラス・ベリオゾフ(Nicholas Beriozoff / バレエ・リュス・ド・モンテカルロ出身!)指導 / クリスティーン・ダンハム(Christine Dunham)
「ライモンダ」振付:マリウス・プティパ(Marius Petipa)
ロス・ストレトン(Ross Stretton / 舞台監督)指導 / クリスティーン・ダンハム(Christine Dunham)
3幕のバリエーションのリハーサル:ジョージナ・パーキンソン(Georgina Parkinson)指導 / クリスティーン・ダンハム(Christine Dunham)
3幕のバリエーションのリハーサル:ジョージナ・パーキンソン(Georgina Parkinson)指導 / スーザン・ジャフィ(Susan Jaffe)
「シンフォニック・ヴァリエーションズ」振付:フレデリック・アシュトン(Frederick Ashton)
マイケル・ソムズ(Michael Somes)指導
イーサン・ブラウン(Ethan Brown) / シンシア・ハーヴェイ(Cynthia Harvey) / アシュリー・タトル(Ashley Tuttle) / サンドラ・ブラウン(Sandra Brown)
アクロポリスのステージではジュリー・ケント(Julie Kent)も踊ってます
「春の祭典」振付:グレン・テトリー(Glen Tetley)
指導:ウェンディ・ウォーカー(Wendy Walker)
「眠れる森の美女」振付:ケネス・マクミラン(Kenneth MacMillan)
赤頭巾と狼
第3幕グラン・パ・ド・ドゥ:シンシア・ハーヴェイ(Cynthia Harvey) / ウェス・チャップマン(Wes Chapman)
「ロミオとジュリエット」振付:ケネス・マクミラン(Kenneth MacMillan)
バルコニーのパ・ド・ドゥ / 寝室のパ・ド・ドゥ:フリオ・ボッカ(Julio Bocca) / アレッサンドラ・フェリ(Alessandra Ferri)

感想

けっこう泥臭くて、当時の芸術監督ジェーン・ハーマンが興業に関するお金の話を電話の向こう側とスゴイ迫力でやりあうシーンも収められている(でも、彼女がスタジオの入り口からリハーサルの様子を見つめる顔は本当に優しい)。パリオペの「エトワール」はよそゆき感が強かったのに比べて、こちらはもっと生々しいというか。お国柄や歴史もあるだろうけどダンサーもカジュアルだしね。

構成は、前半はいろんな作品のレッスンをつなぎ合わせて、その合間にダンサーを指導する側へのインタビューや、カメラがとらえたレッスンの合間のダンサーたちの様子を挿入する形。後半は、アテネのアクロポリスやコペンハーゲンの王立劇場での舞台の模様の間に、舞台裏の様子やオフのダンサーたちの屈託のない様子など。

アグネス・デ・ミルやイリーナ・コルパコワ、ナタリア・マカロワなどが、ダンサーたちのリハーサルをする様子が印象に残っている。特にアグネス・デ・ミルは車イスのため自分で踊って見せられずに口述で振りうつしをするもどかしそうな様子が強い印象を残した。この「ジ・アザー」という作品については、制作過程を(一部ではあるが)初期・中期・完成期と見ることができたのも興味深かった。

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