- 2002/08/31 23:36|
- Category: 他 ロシア系|
Anyuta
振付:ウラジーミル・ワシーリエフ
主演:エカテリーナ・マクシーモワ/ガイ・アバイドゥロフ
制作:1982年 ソ連 / 国内版68分(北米版は特典付きで72分)
画像リンク先:amazon.co.jp
コメント
チェーホフの「頸にかけたアンナ」を元にしたバレエで、ワシーリエフの振付作品。ストーリーは共感できませんが、出演者のキャラがたっていて飽きさせません。
以下は海外版VHSを見た感想ですが、その後海外版/国内版ともDVDが発売になっています。
商品情報
<国内向け>DVD(アイ・ヴィー・シー:IVCF-5269)
フォーマット:NTSC、リージョン:2、画面サイズ:4:3、音声:モノラル
<北米向け>DVD(Video Artists International:VAIDVD4410)
フォーマット:NTSC、リージョン:0、画面サイズ:4:3、音声:Hi-Fi MONO
DVD特典映像:「石の花」のパ・ド・ドゥ (ワシーリエフ/マクシーモワ)
クレジット
監督・脚本:アレクサンドル・ベリンスキー(Alexander Belinsky)
振付:ウラジーミル・ワシーリエフ(Vladimir Vasiliev)
原作:アントン・チェーホフ(Anton Chekov)「頸にかけたアンナ」のモチーフより
音楽:ワレリー・ガヴリーリン(Valery Gavrilin)
指揮:Stanislav Gorkovenko
演奏:State D. Shostakovich Leningrad Orchestra
キャスト
アニュータ:エカテリーナ・マクシーモワ(Ekaterina Maximova)
ピョートル・レオンチエヴィチ:ウラジーミル・ワシーリエフ(Vladimir Vasiliev)
モデスト・アレクセーヴィチ:ガリ・アバイドゥロフ(Gali Abaidulov)
アルトゥイノフ:ジョン・マルコフスキー(John Markovsky)
閣下:アナトリー・グリディン(Anatoly Gridin)
学生:マラト・ダウカエフ(Marat Daukayev)
感想
アンナというのはアニュータのことでもあるが、アニュータの夫モデスト・アレクセーヴィチが熱望する「アンナ勲章」のことでもあるのだそうです。
あらすじはたぶんこんな感じ。
母が亡くなって父と幼い弟たちと共に残されたアニュータは、中年の役人モデスト・アレクセーヴィチに見初められ、愛する恋人と別れてアレクセーヴィチと意に染まぬ結婚をする。しかし夫は上司のご機嫌伺いばかりのケチな男で、彼女の実家には冷たく、幼い弟たちが遊びに来ても追い払ってしまう。夫婦で出た舞踏会で多くの男性にちやほやされて花形となったアニュータに、舞踏会に来ていた閣下もアルトゥイノフも夢中になる。閣下が彼女を別室に連れ込むが、夫はそれも自分の出世のためならと目をつぶる。同じく舞踏会に来ていたアニュータの父はいたたまれずに泥酔して放り出される。アニュータをすっかり気に入った閣下は、ご褒美として夫にアンナ勲章を授ける。冬のスケートリンクで踊り明かす閣下とアニュータ、夫や軍人たち。そのリンクの外側では昔の恋人である学生や破産した父と幼い弟2人が暗い表情でアニュータを見つめる。
・・・えーと、何ですかこのお話は(笑)。ストーリーには全くもって共感も感情移入もできませんが、ワシーリエフの振付はおもしろかったです。特にアニュータの夫役のガリ・アバイドゥロフの小役人っぷりとその性格を見事に描写したダンスがお見事。マクシーモワも、けなげな娘→叶わぬ愛に嘆く→まるで葬式のような絶望の表情で結婚する→ちやほやされて社交界の花となる、、、という境遇の変化を見事に表現しておりました。ワシーリエフの哀愁のお父ちゃんもよかったし、「愛はあるけど金はない」美形の学生の役所、ダウカエフも見事でした。たぶんダウカエフとマクシーモワが踊ったパ・ド・ドゥを、「エッセンシャル・バレエ」でマクシーモワ / ワシーリエフが踊ったのだと思うけど、ダウカエフもとてもよかったです。とにかく出演しているダンサーがみんなキャラ立ちするタイプで、それだけでも見応えあり。
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